わが家にぴったりの棚を作ろう! 西原さんの扉付きシェルフ(後編)
2020.8.29
無機質なマンションにぬくもりをプラスしたくて、あれこれ模様がえしてきた私。最近は作家ものの器を集めるのにハマっていて、それを可愛く収納できる食器棚を探していました。でも、キッチンの脇に置けるちょうどいいサイズのものがなくて、それならと自分で作ることに!
デザインの参考にしたのは古い水屋だんす。器だけでなく、かごともよく合うから前から憧れていたんです。作るうえでこだわったことのひとつが色。古家具っぽく重厚感を表現したくて、「ワトコオイル」のダークウォルナットを使いました。もうひとつが板の厚さ。厚みのある木材だと、カントリー家具のようになってしまうので、厚さ15㎜のパイン集成材を選びました。
取っ手や蝶番も和っぽいものをつけたので、理想どおりの棚が完成。キッチン脇にすっきり置けるサイズだから、動線はそのままに、家事効率がよくなったんです。天板は器の一時置きにも使えて、洗いものが楽しみになりました。
ステイン剤とワックスを重ねて深みのある色に
パタパタ扉の書類棚

枠はパイン集成材、棚板や扉は厚さ15㎜のファルカタ 集成材を使用。本体のサイズは、幅800×奥行300×高さ 910㎜。

「ワトコオイル」のダークウォルナットを塗り、 和信ペイントの「ポアーステイン」の黒を重ね塗りして。
扉の開閉や棚のつけはずしもラクです

収納するものに合わせて高さを替えられるよ う、棚板は棚受けに固定しない造りに。

扉は 軽い力で開閉できるように、パタパタ扉に。DM や子どものプリントを収納するのに役立ちます。 奥行き30㎝なので、収納力もあるんです。
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