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ハーブで贈り物を

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2021.12.2

 私の暮らす地域にも初雪が降り、いよいよ冬本番に入ってきたなぁと感じる今日この頃ですが、雪が降る直前に刈り込んだハーブを使って、今はいろんなものを作ろうとわくわくしながら手を動かしています。



 まず今年やってみたいことがあって庭で育てていたのが「ホワイトセージ」。北海道では越冬しないのですが、庭で大きく育ててこの日は葉をすべて収穫しました。
 以前観た海外ドラマで束にしたホワイトセージのスティックを燃やしてお清めをしている場面があったことが気になって調べてみると、ネイティブアメリカンの方たちにとって神聖なハーブであるホワイトセージは、燃すと空間を浄化してくれる効果があるとされていて、海外では古くから使われていたのだとか。
 どれどれ、と、一足先に乾燥させていた葉を少しだけ、子どもたちと燃やしてみました。



 古道具屋さんで見つけた200円の乳鉢に入れて燃してみると…



 「なんかくさいねぇ」と次女はお気に召さない様子。



 もともと魔女の本などで、ハーブを燻して浄化する「スマッジング」に興味があった長女は、なんだか小さな魔女になった気分のようで、ずっと色んなハーブを燃やしてみていました。



 燃やしすぎて私も若干胸が悪くなったのですが(笑)子どもたちは満足げです。



 それから一週間ほどして初雪が降った時には、ハーブはしっかり乾燥していました。



 ハーブをスティック状に紐でまとめて、お友だちへの贈り物にしようと手を動かしました。パリパリに乾燥させてしまったのでぎゅっと縛れませんでしたが、ふんわりとまとめて。



 本当はこれをいつもお世話になっているご近所さんたちへの贈り物にできたらいいなぁと思っていたのですが、クリスマスが近いので、ハーブで小さなツリーを作ろうと急に路線変更!



 今回ミニツリーに使うのは「サントリナ」というシルバーリーフ。



 小さく切って…



 今回は処分しやすいように土台などは使わずに、くるくるとワイヤーで留めていきます。



ちょこんとサイズにしましたよ。



 最後に毛糸と白い布でキュッとしばったら完成!



ひとつ大きくなりすぎたものは自宅用に。




 喜んでくれたらいいなぁと考えながらするラッピングも私の楽しみです。


 プレゼントしたい人の顔がたくさん浮かんで、箱の準備だけはバッチリ!冬のおうち時間で贈り物を少しずつ作っていきたいなぁと思います。



さて、次は何しよう?



 


 


 


→ 前回の記事【あずきでほかほか】


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馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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