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「はめこみ式フローリング」で賃貸の床をDIY

ehamiさんの 賃貸住宅でもできるDIYリノベ

2020.9.9

DIYアドバイザー
EHAMI(えはみ)です。


主婦で男の子ふたりのママ、趣味はインテリアとDIY
住んでいるのは賃貸住宅なので原状回復できる範囲で、賃貸DIY向けのアイテムや方法を使って自宅のDIYを楽しんでいます。


こちらの連載では賃貸住宅の我が家のDIYに欠かすことができないアイテムを紹介していきます。


ひとつめは、【貼ってはがせる壁紙のり】でしたが、今回は我が家で使用している床材です。
今の家のリビングダイニングと玄関の床。




元の床の上から【はめ込み式フローリング】を敷いています。


築約30年の賃貸住宅の元の床は、クッションフロアでした。
経年の傷や凹み、黒ずみなどそれなりに古さがあります。



【はめ込み式フローリング】は、
接着剤や釘は一切不要で、はめ込んで置き敷きするだけで床のDIYリノベができます。



はめ込み式フローリング、素材はプラスチックですが表面はエンボス加工で本物の木のような質感です。
我が家に来た方には「木じゃないの?」と驚かれることがあります。



取外しもかんたんにできるため、原状回復が可能です。



壁紙と同様に、こちらも「本当に原状回復できる?」「元の床にカビが生えない?」と質問いただくことがあります。



前に住んでいた家で使用していた同様のはめ込み式フローリングを
約3年敷いていて、引っ越しの際に原状回復しましたが元の床はきれいで問題なく元に戻すことができました。
※住まいの環境によります。


なお原状回復して外した床材は、巾をカットしてしまったもの以外は引越し先で再利用が可能です。




賃貸の床DIYはクッションフロアを敷く施工が一番リーズナブルではありますが、両面テープなどの接着剤の費用にかかり、原状回復の際には裏紙がやぶれるため再利用は難しいと思われます。
なお、クッションフロアの通常巾182㎝ですと大体の部屋の幅に足りず、つなぎ目ができます。


【はめ込み式フローリング】は隙間なく施工できるため水をこぼしたとしてもサッと拭けて、ゴミがつなぎ目に入ることもありません。
暮らしていくうち、日がたつごとの使用感に差が出ると思います。



前に住んでいた家で使用していた、同様のはめ込み式フローリングはPVC(塩ビ)素材でしたので伸縮による隙間が開きましたが、今の家で敷いたものは改良され、素材はSPC(ストーンプラスチック)素材なので伸縮しにくく端も突きつけて敷くことができ、床暖房の上に施工もできます。



我が家は元気いっぱいの男の子がふたり
貼ってはがせる壁紙のりで貼った壁紙と同様、
床をDIYしたことによってインテリアが素敵になったことだけでなく、
おもちゃをぶつけられたり家具を押しまわされたりヒヤヒヤしていたところ
この床材がもともとの床を守ってくれている安心感ができました。



賃貸住宅だけでなく持ち家でも時間が経つと床が古くなって
リフォームしたくなったり、色を模様替えしたくなったりすることもありますよね。
特別な工具も必要なく、
初心者の方がDIYしてもプロのような仕上がりになるので、
様々なおうちのDIYリノベにおすすめです。




ご覧いただきありがとうございました。


次回は我が家でリピート使いしている、賃貸住宅でも棚を取り付けることができるアイテムを紹介します。



【関連記事】
●【賃貸DIY】洗面、キッチン、玄関の床にクッションフロア


→ehamiさんの【賃貸DIY】連載記事はこちら


ehami えはみ

主婦のかたわらDIYアドバイザーとして活動中。賃貸住まいに傷を付けず原状回復できるアイテムや方法をインスタグラムやHPで発信している。

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