【DIY】効果抜群! 低コストの模様がえはペイントで。
2022.6.6
好評発売中の『私のカントリーNo.116』に掲載した模様がえ企画から、誰でも実践できるDIYアイデアをご紹介しましょう。住まいを自由にカスタマイズする手助けに、ぜひごらんください!
イメージを大きく変える基本はペイント。壁や家具を塗り直せばコストを抑えて雰囲気一新。何度もやり直しがきくから、挑戦する価値ありです!
北海道/金子さん宅
数回の転勤で引っ越しを繰り返し、7年前にマンションを購入した金子さん。以前からDIYで家具を作っていた金子さんにとって、ようやく自由に好きな部屋づくりができるときが訪れたのです。
「特に、壁をいじれるようになったのはうれしかったですね」
さっそくリビングに白いレンガ柄の壁紙を張り、ダイニングの壁はグレーのペンキでバイカラーに塗りました。
ところが、どうにもしっくりきません。「原因はキャビネットとテレビボードの色。部屋をグレーと白でまとめていたので、浮いてしまっていたんです」
そこで、ペイントで解決することに。以前、ダイニングテーブルの天板を白に塗り替えた経験から、今回もペイントを選びました。
「家具を買い替える必要はないし、時間もかかりません。何度でも替えられるのもいいですね」
さっそくキャビネットの側面をサンドストーン色に塗り替え、テレビボードも同じサンドストーン色と白に塗り分けておそろいにしたところ、部屋がまとまった印象になりました。ほかにも、パソコンコーナーをつくるなど、お金をかけずに模様がえをしています。「ちょっとの工夫で、部屋の雰囲気が変わるのが楽しくて」
心地よく変貌した部屋で自作のお菓子を撮影したり、ハンドメイドにいそしむ時間が長くなったそうです。
ダイニングテーブルの天板は、並べたSPF材の裏に固定用の角材をとめ、白くペイントしてかぶせた簡単なDIYで完成。
使った塗料は「ニッペホームプロダクツ」のこび茶色とグレージュの2色。「2色を混ぜて、オリジナル色を作りました。ニオイがなく、のびもよくて乾きが早いのもいいところ。
ベースカラーが決まれば似合うものが自然と見えてきます。
寝室の壁は白いクロス壁だったので、グレーに塗って白い円を描いた。白い家具ともグッドバランス。
以前はコーヒーテーブルと椅子を置いていた場所をパソコンコーナーに。ブラケットライトは、デスクライトを壁にネジどめしたもの。
テレビボードをペイントしたことで、調和がとれたリビング。白木調だったテレビボードをキャビネットと同じサンドストーン色と白の2色で塗り分けて、統一感を出した。「ペイントは塗り替えができるので、気楽にできます」
取材/小山邑子 撮影/石川奈都子
『私のカントリーNo.116』では、さらに詳しく模様がえの様子が掲載されています。ぜひごらんください!
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