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DIYのスタートはキッチンのリメイクから 小林さん(前編)

2020.9.12

暮らすことが楽しくなる。D I Y ならそんな家がつくれます
小林恵子さん


最初に挑戦したのはキッチンのリメイク。白いキッチンが重厚な木目に変わったとき
それまで見ないふりをしていた理想のわが家への欲求がふくらみはじめて──


白だったシステムキッ チンをウッディにリメ イク。木の包容力か、以 前より暗くなったはず なのに、落ち着きます。

使ったのは 木目柄の クッションフロア
扉や引き出しに板を張 るのは重すぎるかもと、 代用したのがクッショ ンフロア。両面テープ で簡単に貼れました。

ところどころデザインクロ スを張って、壁面に表情を つけています。飽きたら気 軽に張り替えられるのは、 DIYのいいところです。

殺風景なサッシの窓辺を ぬくもりたっぷりに
結露対策でカーテンをはずすことにした窓辺。窓枠を黒 に替えたら陰影が出て、観葉植物がよく映えるように。


漆喰の壁と木の床は家具や草花を引き立てます


漆喰壁は質感に品があってドライフラワー の美しさも際立ちます。

床にはシステムキ ッチンと同じ木目柄のクッションフロアを。 殺風景だった部屋にぬくもりが生まれました。


 少女のころからインテリアに興味があった私は、雑誌を見ては、こんな部屋にしようと模様がえしていたものです。でも、20歳で出産してから生活が一変。仕事と育児に追われる毎日で、家は寝るためだけの場所に。いつしかインテリアが好きなことなど、忘れてしまっていました。


 そんな生活が変わったのが5年前のこと。子育てが一段落し、美容師の私は独立を決心。自宅の一部を改築し、自分の店をもつことにしたんです。自宅ですごす時間がふえた私は、ある日部屋を見渡して愕然としました。暮らしのぬくもりを感じない、無機質な空間が広がっていたからです。しかも、老朽化で流し台の面材はめくれ、壁紙は変色してひどいありさま。それまで家が嫌いで、休日も出かけてばかりだった私が、現実を直視した瞬間でした。


「DIYしてみたら」。悩みを聞いてくれた友人の提案で、私たちはその足でホームセンターへ。それが私のDIY生活の始まりとなったのです。


キッチンをセルフリノベし てから、この雰囲気に合う ものをと初めて古家具を購 入。部屋に合わせて家具を 選ぶのが楽しくなりました。


簡単にできたこともあれば思わず苦労した部分も


「ディアウォール」で柱 を立て、飾りのアイアン フェンスを取り付けて。

カウンターをダイニン グテーブルにリメイク。 カウンターを切るのが大 変で、心が折れそうに。


 


*後編はDIYで替えたリビングを紹介します


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