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【7月】ハーブをいけて香りを楽しむ

増田由希子の花と器のいい関係

2022.7.6

この連載では、ナチュラルなインテリアに似合う季節の花とその特徴や扱い方、アレンジしやすい花器についてご紹介していきます。第3回は、ハーブです。
※この記事は、2021年5月発行のCome home!vol.64の一部を抜粋しています。


6月のお花はこちらから
芍薬(しゃくやく)
アジサイ


摘みたてのハーブを束ねて保存瓶にさっといけると
日々の暮らしに寄り添う気どりのない雰囲気に




ルピナスとジャーマンカモミールを中心に、ラベンダー、バジル、ゼラニウムで花束を作りました。あえて花瓶を使わず、「アルク」の保存瓶を花瓶代わりにすることで、今庭で摘んできたハーブをいけたかのような、ナチュラルな雰囲気を感じさせることができます。


水につかる葉は取り除いて



花瓶の高さに合わせて茎の長さをカット。束ねる位置を決めて、そこから下の葉は手や花バサミを使ってさっぱり取り除きます。葉が花瓶の水につかると水が濁って
雑菌が繁殖しやすく、花が長もちしないので、思いきって葉を整理して。
ハーブの花束を作るときは、まず花を中心にもってきて、まわりにグリーンを添えていくと、きれいにまとまります。


ほうろうの洗面器も好相性



ハーブは暮らしのなかでよく使われるワイルドフラワー。お庭やベランダで栽培している方も多いことでしょう。気どった花器よりも、ふだん使いの器にさっぱり飾るほうが好印象です。ほうろうの洗面器やピッチャー、保存瓶はもちろん、中に落としを仕込んだバスケットに合わせても、可愛らしい景色がつくれます。


次回は、【秋の花】白バラ・グリーンアイス。8月3日投稿予定です。


6月の記事はこちらから
芍薬をユーカリと合わせて洋風にいける
アジサイに葉物を添えて清涼感のあるアレンジに


 


profile

 増田由希子
フラワースタイリスト。NHK文化センター講師、オリジナルワイヤー花器の製作など幅広く活動中。『暮らしを美しく飾る花図鑑』(家の光協会)『毎日の暮らしに、似合う花を』(KADOKAWA刊)『花1 本から素敵に飾る 初めてのフラワーレッスン』(家の光協会刊)など著書も多数。
Instagram@nonihana_はフォロワー23.3万

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