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【DIY】シンプルでデザインのよい家具②【ディスプレイスタンドの作り方】

Comehome!

2022.7.20

デザインもサイズも理想どおりの家具に出会うのはなかなか難しいけれど、手作りするのも一案。 前回の記事①では、家具作りが得意な兵頭さんが作った、シンプルでおしゃれな家具をご紹介しました。今回はその家具のなかから、ディプレイスタンドの作り方をご紹介します。


この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。


ディスプレイスタンドの作り方


ディスプレイスタンドのポイントは脚。 厚さ10mmの天板との相性を考えながら、 直径20mmの丸棒を選び、華奢に仕上げました。強度を高めるために脚と補強板を鬼目ナットとボルトで固定。人が座れるほど強度がないので、花瓶や本のような軽いものを置くのにおすすめです。わが家ではリモコンを入れたかごの一時置きとしても活躍中。


斜め脚にはこんな道具が役立ちました!


【鬼目ナット】


鬼目ナットは木ネジより保持力が高いのが特徴。木材に鬼目ナットをねじ込み、もう一方の木材とボルトで締めつけます。


【ソーガイド】


「岡田金属工業所」のソーガイド(※現在は廃番)は切断角度を、10度や15度と自由に設定できる、カットを補助するための道具。


【材料】



A 丸棒 直径 20×長さ 370mm4本 
B シナベニヤ板 幅 50×厚さ10 ×長さ 70mm 4枚 
C 杉野地板 幅 120×厚さ 10×長さ 1100mm 2枚 
D シナベニヤ板 幅 80×厚さ10×長さ160mm 4枚 16mmの木ネジ、長さ20mmのM6鬼目ナット、直径6mmのボルト 


【道具】


 電動ドリルドライバー、下穴あけ用・直径 3.5mm5mm8.5mm16mmのドリルビット、ノコギリ、ソーガイド、クランプ、六角レンチ、木工用ボンド、サシガネ、ペン、240 番の紙ヤスリ 


【How to make】


1 1820mmの丸棒からAを切り出します。サシガネで端から370mmの位置を測り、 ペンで印をつけます。

ソーガイドに丸棒を通し、切断角度を15度に合わせ、ノコギリでカット。端も15度でカットして。

3 1~2 と同じ手順で残りのAを切り出します。両端の切り口が平行になるように向きをそろえて。

4 切り口の中心に深さ20mmの穴をあけます。まっすぐあけるため3.5→5→8.5mm 径の順にドリルであけて。

5 鬼目ナットを六角レンチで穴にねじ込みます。入りにくい場合は、ドリルで穴を少し広げてみて。「鬼目ナットで天板にネジ頭が見えないように 」。

6 Bの中心に直径5mmのボルトを刺す穴をあけます。 ボルトの頭が出ないよう上ボルトの頭が出ないよう上部を16mmのドリルで削って。

7 Bの穴をAの穴に当てて、ボルトを刺し、鬼目ナットにねじ入れます。残りのABも同様に。

8  Cの長辺の厚みにボンドを塗り、もう1枚のCと接着。短辺から95mmの位置にDを当て木ネジで固定。

9 8で固定したDの端から200mm・470mm・750mmの位置に残りのDを当て、木ネジで取り付けます。

10 Cの短辺から25mm、長辺から 45mmの位置に、 Aが外を向くようにBを当て、木ネジで取り付けて。

11 10と同じ手順で、残りの脚をCに固定します。Cの角を240番の紙ヤスリで丸く削れば、完成です。



製作時間:約 2 時間
木材費:約 3000 円 
仕上がりサイズ:幅 1100 ×奥行 240 ×高さ 385mm


※次回「シンプルでデザインのよい家具③」ではサイドチェストの作り方をご紹介。7/25(月)公開予定です。


→前回①の記事はこちら
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