【図書コーナー&子どもの隠れ家スペース】DIYでわが家をもっと愛しい場所に ②(後編)
2022.9.26
“ 手間ひまをかけてでも今よりもっとわが家を愛したい! ”そんな想いを原動力に、DIYに取り組む人たちの暮らしをお届けしています。前回(②前編)より登場する田中さんもその1人。子ども中心のライフスタイルに合わせてDIYを楽しんでいるそう。前編でご紹介した可愛いカフェ風キッチン&ダイニングに続き、後編ではリビングや子どもたちのスペースでの工夫を見せていただきました!
この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。
子どもの家具の配置を
見直すなかで生まれたのが
リビングの図書コーナーと
お隣の和室の隠れ家スペース
両方とも娘たちのお気に入りです
〈田中亜沙美さん〉

リビングの窓辺にソファを置いたので、 本を読むときも明るいんです。夜用に、 ダクトレールで照明もつけました。
リビングの一角を
ファミリーライブラリーに

ソファの真横の壁にシェルフをつけ、本箱を置いて図書コーナーに。

棚は強度を重視して「ロイヤル」のチャンネルサポートで取り付けています。

本箱にキャスターをつけて下段の本も取り出しやすく。

左/私が読むのはインテリアの本。この本は何回読み返したかわかりません。 右/娘たちは挿絵の可愛い絵本が大好き。

ダイニングの一角には腰壁を張りました。可愛いし汚れ防止にも。蚤の市で買った 古い棚にはアンティークの本を。
見た目だけでなく、家族のことをいちばんに考えた空間をつくるのが、私のこだわりです。 最近つくったのが図書コーナー。次女にかかりきりで最近長女に読み聞かせできなくなっていたのが気がかりで、長女がもっと気軽に本を読めるようにと計画しました。それまでは隣の和室の大きな棚にまとめて本を収納していたから、しまい込むと読まなくなってしまって。その経験も踏まえて、新しい本棚はリビングのソファ横に作ることに。これが、効果てきめん! ソファに座ったまま手に取れるから長女の読書量はぐんとふえ、仕事で忙しい主人も空いた時間に歴史小説を読んでくつろぐようになりました。
森の中の隠れ家をイメージして
和室を模様がえ

クロゼットの中の壁紙は「ウィリアムモリス」のブラックトーン。外は 「リリカラ」のカラー壁紙。

壁紙のサンプルを取り寄せて色を決めました。

クロゼットの中のペンダントライトは、ハンギングフックで天井から下げています。

コンセント用の引っ掛けシーリング接続器を使用。

クロゼットの内側の桟にカーテンレールを固定してあります。つっぱり棒でカーテンをかけるよりこのほうが安全です。
和室では、棚を壁際に置いておもちゃを収納していましたが、遊ぶスペースが狭くなるのでクロゼットに移動することに。中板を大工さんにはずしてもらい、 戸は自分で撤去。代わりにハウスシルエットの垂れ壁とカーテンをつけて隠れ家風にすると、娘たちは大喜び。2人だけで秘密の遊びをしています。それが可愛いものだから、壁紙もリニューアルしました。〝森の中〟 をテーマにグリーンでまとめたら、大好きなナチュラルインテリアに一歩近づけた気がします。 どこを変えたら楽しくなるか考えるのがクセになりつつあるこのごろ。次は新しいアジャスターを使って室内窓を作りたいと妄想中。いつかDIYアドバイザーの資格にも挑戦したい、なんて夢も広がっています。
※「DIYでわが家をもっと愛しい場所に ③」(前編)は9月28日(水)11時~ 公開予定です。
→②前編はこちら。
→「DIYでわが家をもっと愛しい場所に ①」(前・後編)はこちら。
→DIYに関するそのほかの記事はこちら。
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