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【家具を理想のデザインで】DIYでわが家をもっと愛しい場所に ④(前編)

Comehome!

2022.10.5

足りないものは、家に合ったサイズで作ってみよう。 いらないものを捨てる前に、色を塗り直してみようーー。そんなふうに手間ひまをかけてでも、わが家をもっと愛したい、そんな真摯な想いがDIYの原点です。 これまでの記事で、自分好みで快適な住まいをDIYで手に入れた3名を紹介してきました。本日より登場する4人目は、家具や収納作りにチャレンジした大橋さん。板壁や床も手作りし、おしゃれに変身した空間を見せていただきました。


この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。


家具も収納もDIYで
わが家にフィットした形に 
〈大橋美和さん〉 


ここはリビングにある私のアトリエ。もとは個性のない部屋だったけど、板壁から医療棚まで手作りして、インテリアを楽しめる空間に変身させました。「ターナーミルクペイント」for ガーデンのモルタルグレー色をアトリエの基本色に。床材は厚さ30mmの杉材です。


難しい作業を簡単にするのが
私のモットー 


お茶道具入れのキャビネットは横800×高さ740×奥行380mm。材料費は4800円なり。

本来は溝を彫る引き戸のレールを、厚さ6mmの板3枚で製作。

角材を規格の1820mmのまま使ったパーテーション。窓はエコロジープラスチックという樹脂板とガラスシール (左と中央)、ポリカーボネートとステッカーで製作。

25mmの溝付き角材にポリカーボネート板を差し込みました。

厚さ5mmのベニヤ板に彫刻刀で溝を彫って材料費を節約。


私がDIYを始めたのは3年前。友人が始めたSNSを見せてもらったのがきっかけでした。たくさんの方が素敵なインテリアや手作りの写真を投稿していて、 こんな世界があったの? と目を奪われました。それまでもの作りとは縁がなかったけれど、何か作ってみたいという気持ちが芽生えて、100円のスノコに洋折れ釘を取り付けてキーフックを作ってみたのが最初。 そうしたら家族の鍵の置きっぱなしがなくなり、え、これだけのことで? って感動しちゃった。 その後も、100円の板で夫の眼鏡置きを作ったり、 ダイニングテーブルに置きがちなティッシュなどを入れる棚を作ったり。暮らしのなかの小さなストレスを少しずつDIYで解消してきました。同時に、家具作りも始めました。最新作は医療棚です。さすがにガラスをはめ込むのは無理なので、透明のポリエチレン板を使っていますが、インテリアに充分に映えて満足の出来。買えば10万円近くするものですが、手作りしたことで約1万円で手に入りました。


きれいに仕上げる裏技も習得 


表にネジ頭を出したくなくて、板をダボと木工用接着剤だけで組みました。

どっしりして見えるのは、 同じものを2個作って前後でつないだから。材料費 9000円で作れました。


使ってみて改良点に気づくことも


机にも作業台にもなり便利だけど、やや強度不足。 脚と脚の間に幕板(横板)をつけて強度をアップさせる必要がありそう。

天板と脚を幅60mmのL字金折れで固定しました。


 まだまだ高度な技術は使えませんから、いかに簡単に作るかを工夫しているところ。ネジを見せないようにダボで板をつなぐなんていう技も習得! 今は、リビングの一角の床に無垢の板を敷いてアトリエ化計画を進めているところ。こういう楽しさがDIYの醍醐味というものですよね。失敗することもあるけれど、それも含めて暮らしが楽しくなりました。 


※「DIYでわが家をもっと愛しい場所に ④」(後編)は10月10日(月)11時~ 公開予定です。


→「DIYでわが家をもっと愛しい場所に」①・②・③はこちら
→DIYに関するそのほかの記事はこちら


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