【ディッシュラックの作り方】角材と丸棒で作るシンプル&おしゃれな家具②
2022.10.17
木工初心者さんにおすすめしたい、丸棒や角材を使った家具作り。前回の記事では、“組み立て方次第で色々なアイテムが作れる”、“軽くて加工しやすいから一人での作業もラク”など、その利点をご紹介しました。本日は、末永さんに教わった「ディッシュラック」の作り方をお届けします。
この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。
角材と丸棒で作る家具は
華奢に仕上がるから可愛いんです
〈末永沙織さん〉

収納する器に合わせて開く角度を変えられるよう、2枚の面は上部をボルトとナットで固定した造りに。脚となる角材の端は丸く加工しました。
作家ものの器が好きな私。 これまで、洗ったあとに100円の皿立てで乾かしていましたが、大切なものを置くのには味けないなと思っていて。 そこで、素朴な器と合うナチュラルなディッシュラックを作ることにしました。 使ったのは丸棒と角材。手ごろだから、試作を兼ねて作るのにいいし、自分でもカットできるので、長さを調節するのもラクです。完成したディッシュラックは器がよく映えて、食器棚まで素敵な雰囲気にしてくれました。
ディッシュラックの作り方
【材料】
A角材 厚さ 18 ×幅 18 ×長さ 300mm4本
B角材 厚さ 12 ×幅 18 ×長さ 410mm4本
C丸棒 直径 10 ×長さ 280mm 14 本
長さ 30mmの木ネジ、直径 5 ×長さ 35mmの六角ボルト2本、M5 蝶ナット2個、M5ワッシャー2個
【道具】
電動ドリルドライバー、下穴あけ用・直径 6・10mmのドリルビット、キリ、カナヅチ、ノコギリ、金ヤスリ、鉛筆、サシガネ
材料費:約 1130 円
製作時間:約 150 分
仕上がりサイズ:奥行 155 ×幅 336 ×高さ405mm
【作り方ポイント】
角材を2本並べて
穴の位置を確認しながら!

AにCを入れる深さ10mmの穴をあける際、2本のAをBの厚み分ずらして置き、穴の位置を合わせながら作業すると、ズレの防止に。
カナヅチでたたき入れると
入りやすくなります

Aの穴に丸棒Cを入れるとき、奥でしっかり入れ込むことが大切。 手で押すだけでは入りにくいため、カナヅチでたたき入れて。
蝶ナットは
締めつけやすくて作業がラク

2枚の面をつなぐのに六角ボルトとワッシャー、蝶ナットを使いました。手で締められるから簡単で、デザインのアクセントにも。
※次回③は「ハンガーラックの作り方」。11月19日(水)11:00〜公開予定です。
→前回①の記事はこちら。
→DIYに関するそのほかの記事はこちら。
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