有孔ボードや紙袋でキッチンの引き出しの中を一目瞭然にDIY
2020.9.19
D I Y の面白さのひとつが自分の力で不満を解決できたという達成感。
それをいちばん実感しやすいのがキッチンです。
求めるものが多いぶん、不満も出やすい場所だけに
手を加えることで、だんだん愛着がわいてきて
気分よく料理や片づけができるようになりますよ!
引き出しの中のスタッキングをやめたくて有孔ボードや紙袋で整理。
家族から「探しやすい」と好評です
笹谷美代子さん
倒れやすい袋はフックに引っかけて

米袋に穴をあけてハトメ をつけ、ネジ付きフックに 引っかけて倒れないように しています。フックをつけ た板は、両面テープで接着。

ベニヤ板に角材を4 ㎜間隔で接着。それを2 枚平行 に並べて、ベニヤ板を差し 込み仕切っています。

トレイやオーブン皿 などは右の仕切りへ。 ラップやキッチンペ ーパーは散らかりや すいので、米袋に立 てて入れています。
紙袋はサイズを替えられてスペースにムダなし!

「Seria」の3 枚入り持ち手付 き紙袋をセレクト。高さ調節 のため、持ち手を切り取り、 口を内側に折り込みました。

流し台のいちばん下 の引き出しは予備のスポンジや掃除グッ ズを収納。派手な柄 のレジ袋は紙袋をふ た代わりにしました。
棚受けと板1枚で収納力が大幅アップ!

引き出しの上部のスペースにトレイを入れるため、 棚受けを両面テープで枠に接着。

トングやヘラ、お 菓子作りグッズはかごに入 れて、ベニヤ板のトレイの 上に。かごはのせているだけなので、かごごと取り出 して使えるのも便利。

調味料は「フレッシ ュロック」に詰め替 えて、お手製の木箱 ごと引き出しへ。中 身がわかるよう、ふ たにラベリング。
開けたときのズレ防止にダボを活用

ハサミやはしなどの形状に合 わせて、直径6 ㎜のダボを差 しました。接着剤を使ってい ないので、つけ替えもすぐ。

引き出しのサイズに 合わせてカットした 有孔ボードを敷き、 毎日使う茶碗やはし、 キッチンツールを収 納しています。

中学生になる娘は茶碗の引き出しをひと目見て「お母さんすごい ね!」とほめてくれました。これからも毎日お手伝いお願いね。
わが家では、食事のとき茶碗やおはしを引き出しから出して並べるのは、子どもたちの役目。だけど、調理器具とごちゃ混ぜに入っていたり、トレイは積み重ねてしまっていたりで、取り出すのに毎回苦労していたんです。
そこで、引き出しの中を見直すことに。そのうえで、開けたときにどこに何があるかひと目でわかるよう、細かく仕切ることにしました。
毎日使う茶碗とはしは、有孔ボードを引き出しに敷き、ダボで区切って定位置を決めました。仕切りボックスを作って、トレイはそこに立てて入れられるように。スポンジのストックやナイロン袋などのこまごましたものは、アイテム別に紙袋に小分けにして収納したので、ごちゃ混ぜになることがなくなりました。
引き出しを開けたときの力で、中がぐちゃぐちゃになることも多かったけど、細かく仕切ったことでそれも解消!子どもたちは「わかりやすくなったね」と、うれしそう。私も手際よく料理ができるから、時間に追われるストレスを感じなくなりました。
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