【DIYで 木を生かしたカフェ風に】自分でできるキッチンリノベ②
2022.11.2
キッチンをリフォームするのはお金がかかるけど、DIYグッズの力を借りて手を加えれば、おしゃれでお得に使いやすい場所がつくれます。 前回①の記事ではキッチンに壁掛け棚をつけて狭さを改善したDIYを紹介しました。今回は、古くなったキッチンのリニューアルに成功した小林さんの登場です!
この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。
汚れた壁紙や無機質な流し台を見るたび
料理の気分がのらなくて……
木を生かしたカフェのように替えたら
息子までキッチンに立つことがふえました!
〈小林佐奈枝さん〉

カフェっぽくしたくて、カウンターの上には手作りのショーケースを置いて。キッチンの目隠しにもひと役買っています。
【デザイン⬆️UP】
2本の柱の間に板を渡すだけで
梁のでき上がり!

カウンターの柱は「ディアウォール」 を使って立てたので、原状回復もすぐ。

100円ショップのシール付きコルクシート に、印刷したフォントを貼り、文字の形に合わせてカットしてカウンターの前面に貼りました。
築20年を過ぎ、壁紙ははがれ、扉は汚れて、あちこちが劣化してきたわが家。生活感も丸出しで、料理のやる気が起きなくて。そんなとき、DIYでキッチンを好みの雰囲気に替えた人をテレビで見かけて、「やってみたい」ってスイッチが入ったんです。まず、ダイニングからキッチンの中がごちゃついて見えるのを隠したくて、カウンター上に柱を立てて目隠しとなる板壁と窓を作りました。そこにお気に入りのコーヒーグッズを並べて眺めよく。

汚れたら取り替えやすいよう、流し台の扉にはリメイクシートを張って。カウンターの立ち上がりに張ったダイソーの「3Dタイルステッカー」もお気に入り。
ボロボロだった流し台の扉には木目風のリメイクシートを張り、 吊り戸棚は扉をリメイクして、 少しずつリニューアルしていきました。
【デザイン⬆️UP】
モールディング材でクラシカルな扉に

のっぺりした吊り戸棚の扉にモールディングで表情をつけた板を張りました。

合板にモールディング材を木工用ボンドで接着し、ニッペホームプロダクツの「STYLE DIYペンキ」のコットンでペイント。

吊り戸棚の底に金折金具を4本つけ、棚板を2枚渡して、ふだん使いの食器置き場に。強度も充分なので気に入ってます。
【実用性⬆️UP】
パッケージの派手なボトルを
目隠しできる棚をDIY

「ラブリコ」で立てた柱に板を渡して棚を製作。引き出しには輪ゴムやペンなどを入れ、日用品の収納にも活躍。

トルの高さに合わせて棚板をつけたのでぴったり。扉には有孔ボードをつけ、雑貨を飾れるように。

調理台の右横に設けた板壁には、息子がよく使う「ボニーク」という調理器具を置くための棚をつけました。
居心地よくなったおかげで、 料理があまり好きではなかった私がキッチンに立つのが楽しく感じてきて。いつの間にか息子も料理をするようになり、自分で釣ってきた魚をさばく姿も。そんな家族が楽しい気分になれる場所になって、 頑張って模様がえしたかいがあったって思います。
※次回「自分でできるキッチンリノベ」③は、11月7日(月)11時〜公開予定です。
→前回①の記事はこちら。
→DIYに関するそのほかの記事はこちら。
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