モルモル初体験!
2022.11.17
みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。
前回の記事に、「雪にも耐えうるような風除室を作っている」と書きましたが、その風除室があと屋根を貼るだけとなりました。
(屋根が一番面倒なので、最後の砦がまだ残されている状態です)
なるべく我が家にある材料で進めてきた今回の風除室づくり。本当にできるの?と今回は何度も心折れそうになりましたが、完成間近になりましたよ。
風除室の外側はどうしようか?とずいぶん悩みましたが、今回は屋内外に塗れる漆喰風になるシリコン塗材の「モルモル」で、塗り壁にしてみることにしました。
使い心地や仕上がり感を紹介させていただきますね。
今まで私が使ったことのある塗り壁の塗材は
・うまーくヌレール(屋内 いたるところ)
・ベジタウォール(屋内 トイレ)
・ジョリパッド(住宅の外壁と、物置の壁 第三世代)
・粉モルタル(物置の壁 第一世代)※物置の壁の第二世代はペンキ
と、4種類。それぞれ長所短所があります。この中で外壁に使用できるのは「ジョリパッド」と「粉モルタル」。
「ジョリパッド」は頑丈で色の種類もたくさんあるけど高い。
「粉モルタル」は安価だけど、準備・下処理が大変、耐久性がいまいち。
それぞれのデメリットが気になったので、今回はジョリパッドよりお手頃で下処理もほとんど必要ない「モルモル」を試してみました。
風除室の下地はOSBを貼り付けているので、組み立てが終わったらとにかくぬりぬりしてみました。本当は、ちょっとした穴や隙間をパテで埋めるのですが、モルモル自体がパテ埋め材として使える素材なのでガンガン塗っていきます。
質感はホワイトムースチョコレート!最初はふんわりした印象です。でも、乾くと漆喰壁そのもの!
白いままの外壁は他の部分とマッチしないので、
モルモルが乾いてきたら茶色のステインとプレハブ小屋の鉄板に塗ったの色のペンキとをラフに塗って、
スポンジでぼかしてなじませて…
仕上げに、ソーラー式の外灯と以前玄関で使用していた木製のドアを塗装しなおしてつけてみると…
おぉぉ。とひとり声が出ました。
そして、何よりうれしいのは、モルモルは素手で塗れる素材なので、手についても道具の後片付けでコテを水洗いしている時も、手荒れしない!これは本当に嬉しいポイント!
このあと、うまーくヌレールを使って、コテを洗ったらしっかりと手がパックリ割れました。そのくらい、漆喰はアルカリが強いのですが、モルモルはそういったストレスが少なく扱えるのも大きなポイントです。
それぞれ、長所も短所もある塗材。屋外に使うなら、モルモルはすごくおすすめです!
次は、屋根も仕上がっているはずの風除室の全貌をご紹介しますね。風除室を作りたいと家族に話していたとき、「無謀だ」とか「妥協も必要だ」とか「雪はどうするんだ」とか… とにかく反対意見ばかり。なので、意地でもなるべく木材の購入費を抑えて、ベースはあるもので作ってみました。
「作りたいものを形にする」を叶えるDIY。次は風除室のお話です。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
今日はみぞれが降りました。北海道は冬になります。季節の変わり目、みなさんもどうぞご自愛くださいね。
→ 前回の記事【ほっくりにんにくごはん】
馬狩まどか うまかりまどか
自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。
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