【カラー別おしゃれなお部屋紹介vol.1】わが家には何色が似合うか見えてくる!~ ニュートラルカラー・ピンク・黄色・紫編~
2023.4.27
こんにちは、カラーワークスの灰野です!
自分らしくインテリアをおしゃれにしたい、でもどうしたらいいか分からない、という方も多くいらっしゃると思います。リフォームするにもコストがかかるし、家具や照明には満足している、という方も多いはず。そんな時は壁の色を変えてみる、ということを視野に入れてみてください。
5㎡程度の壁でしたら1万円以下、20㎡の壁でしたら1万5千円~でリーズナブルにインテリアをガラリと変えることが出来ます。自分で塗装は難しそう!という方も多くいらっしゃると思います。そんな時は、ペイントレッスンやワークショップに是非参加してみましょう! スタッフが丁寧にペンキについて教えてくれますよ。
壁の色を変えてみたくなったら…是非、雰囲気で「好きだな」と思ったインテリアを見つけて、そこで使われている壁の色に注目してみてください。その色こそが理想の空間を作る要になってきます。

写真:FARROW&BALL No.303 Templeton Pink
色は、心にも影響を与えます。若返り効果を期待できるピンクや、気持ちを明るくさせる黄色、食欲を刺激するオレンジなど、色を取り入れるだけでポジティブな効果が生まれます。また、真っ白の壁は緊張感を与えるため、少し色のついた壁の色がおススメだったりもします。
さて、今回は、素敵な施工事例をカラー別にご用意してみました。心にどんな効果があるのか、また、どのように素敵になるのか、是非チェックしてみましょう!皆さんがお好きな雰囲気のインテリアが見つかりますように。
1.ストレスフリーな色が多く揃っている「ニュートラルカラー」
2.笑顔と元気をくれるポジティブカラー「黄色」
3.幸福感にあふれて不安や怒りを鎮めてくれる「ピンク」
4.内面に深く向き合い、癒してくれる「紫」
※赤・オレンジ・緑・青・グレーは、次回ご紹介します!
1.ストレスフリーな色が多く揃っている「ニュートラルカラー」

FARROW&BALL No.6 London Stone
ニュートラルカラーという色合いを指す言葉を聞いたことはありますか? 住宅業界ではよく使われているのですが、もしかしたら聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。
ニュートラルカラーというのは、明るめの自然素材をイメージさせるようなナチュラルな色合いのことを指しています。すごくぼんやりしていて曖昧で地味目の色が多いので、何色とは言い難い色が多いのですが、ベージュとかグレージュなどもこのグループに入ります。

写真:(左)ヘザーブラッキン村井様邸 / Hip 8813w(右)FARROW&BALL
このニュートラルカラーの魅力は、何といってもストレスフリーカラーであるということ! 主張が少なくリラックスさせてくれる明るめのアースカラーが多いので、どんな空間でも取り入れやすく、住まいには欠かせないカラーグループです。

写真提供:アトリエアンサンブル様 / T様邸 / FARROW&BALL 壁紙 BP4702 Paisley
最近のトレンドカラーをチェックしていると、このニュートラルカラーの中でも温もりを感じるウォーム系の色が多く取り入れられていることが多いので、床材の色にあわせてカラーコーディネートすると、まとまりを感じられるお部屋づくりができますよ。
2.笑顔と元気をくれるポジティブカラー「黄色」

D様邸 /リビング/(壁下) Hip 7714D
ポジティブなエネルギーがみなぎる黄色は、明るく笑顔が絶えない空間づくりにぴったり! 黄色は、幸福感や希望を感じさせポジティブな気持ちにさせてくれる色。ダイニングやリビングに取り入れると楽しく会話が弾む時間を過ごせますし、親しみやすく愉快な気持ちにさせてくれるカラーでもあるので、子ども部屋にも人気の高い色のひとつです。

FARROW&BALL(左)壁紙 Block Print Stripe BP769/(右)N様邸 Hip 7264D
黄色をくすませていくと、ターメリックのようなアースカラーになり、レトロなお部屋にもあうこっくりとした雰囲気に。
アジアンテイストの家具と合わせればオリエンタルな印象を作ることもできますし、トーンによって様々な表情を見せてくれる色です!

写真提供:ホームデザインキャスリー様 /(寝室)FARROW&BALL 塗料 No.74 CITRON
明るいイメージがあるので寝室には向かないと言われそうですが、早寝早起きタイプの方にとってみれば朝は大事な時間。目覚めたときに明るくすっきりとした寝室で起きることができたら、1日を良い気分でスタートさせられそうですね!
3.幸福感にあふれて不安や怒りを鎮めてくれる「ピンク」

写真:FARROW&BALL No.296 Rangwali
女性ホルモンや成長ホルモン、また赤と同じく微量のアドレナリンの分泌を促すことで、若返りに効果があるとされるピンク。赤に白を混ぜてできる色ですが、赤と違い、緊張した心や体をほぐし、優しさや幸福感に満ちた印象をもたらしてくれます。

写真:FARROW&BALL(左)No.202 Pink Ground (右)No.295 Sulking Room Pink
また慈愛の色ともいわれ、不安感をほぐしたり怒りを鎮めてくれる効果も! ついイライラしてしまうなと感じることがあったら、ピンクを目につくインテリアの壁に塗っているだけでもアンガーマネジメントに一役買ってくれるでしょう。

写真提供:ヤマダタッケン様 / N様邸 子ども部屋 / FARROW&BALL No.246 Cinder Rose
ちなみに、ピンクと聞くと「女の子の色」というイメージがあるかもしれませんが、近年はファッションでも性別や年齢に関係なく愛される色になっています。

写真:FARROW&BALL(左)No.246 Cinder Rose(右)No.2008 Dimity
最近はインテリアシーンでも、知的で大人っぽさを感じるくすみのあるピンクや白に近いクールなピンクがよく使われるようになってきましたが、ピンクの色合いが増えたことで、おうちの中で使える場所も格段に増えているのは嬉しいことですね。
4.内面に深く向き合い、癒してくれる「紫」

写真:FARROW&BALL No.294 Paean Black
紫って不思議な色ですよね。トーンによっては、近寄りがたくアーティスティックな面があったり、ガーリーな雰囲気を醸し出したり、ポップでサイケな印象を与えるような色合いがあったりと、動と静の相反する要素をたくさん持ち合わせている面白い色なんです!

写真提供:ヤマダタッケン様 / 子ども部屋 / FARROW&BALL No.271 Brassica
鮮やかな色だと下品に感じてしまうこともありますが、赤みが多めの赤紫だとドラマチックに、青みが多めの青紫寄りの色だと一気にエレガントな印象が出てきます。

写真: FARROW&BALL(左) No.222 Brinjal(右・壁紙)BP2065 Lotus(巾木)No.222 Brinjal
また暗い色だとモダンで大人っぽい雰囲気を演出しやすくなり、唯一無二の特別なお部屋をつくることができます。
「暗い色を住まいに取り入れるのはちょっと……」と躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、窓がなかったり暗めのお部屋こそダークな紫で壁を塗ることで、照明の光を綺麗なグラデーションで魅せることもできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

写真提供:K様邸 / Hip No.7006
なお、カジュアルな雰囲気で紫を取り入れたい場合は、ポップで元気なトーンの紫を白や黒のアイテムとあわせてすっきりみせたり、グレーと一緒に使えばスマートでおしゃれな雰囲気になります!お部屋に取り入れる色は「必ずこの色じゃなければいけない」というルールはありません。ご自分のライフスタイルにあわせて自由に色を組み合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。
次回は、【カラー別!施工事例ご紹介!Vol.01】壁の色に魅力を感じたら何色にするか考えてみよう!赤・オレンジ・緑・青・グレー編です!お楽しみに!
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