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【キャスター付きワゴン】自分で作れる可愛いキッチン小物②【DIY】

Comehome!

2023.5.8

キッチン小物は、市販品からわが家のサイズにぴったり合うものを探すのは、案外大変です。 そんなときこそDIYで、デザインも好みに作っちゃいましょう!前回より、DIY名人に手作りアイテムを教わっています。本日は猪子知香さんおすすめの【キャスター付きワゴン】の作り方です!


この記事は、Come home! vol.69より抜粋しています。


机としても使える万能な一台 
Wagon with casters 


スリムだけど、補助天板付きなので、鍋やポットもしっかり置けます。キャスターをつけたから、配膳にも活躍。

リビングに設けた小上がりスペースでテーブルとして使うのにもちょうどいいサイズに仕上げています。


料理の作業テーブルとしてはもちろん 
配膳台としても使えるように作りました 
補助天板付きにしたから 
料理を一度にたくさん運べます
 


猪子知香さん 


DIYを始めたのは10年ほど前。家をコツコツとナチュラルなカフェ風インテリアに模様がえしています。


食卓が料理でいっぱいのとき、テーブルのほかにちょっとものを置ける場所があったら便利なのに、 と思いついたのがこのワゴン。


キャスター付きワゴン


清潔感のあるホワイトで塗装。重たい鍋やたくさんの器をのせるため、強度の高いパイン材で枠を組みました。


角材を回して補助天板を広げます


天板の裏側には支え木となる角材を2本つけました。

補助天板を起こし、2本の支え木をそれぞれ90度回して支える仕組みです。


置くものに合わせて、天板を広げられるのがポイントです。脚にはキャスターをつけたから、キッチンからダイニングに料理をのせて運ぶのがラク。その様子がレストランみたいと、娘たちが喜んでお手伝いしてくれるようになりました。


材料


A パイン材厚さ30×幅40×長さ800mm4本
B パイン材厚さ30×幅40×長さ190mm6本
C ファルカタ集成材厚さ20×幅250×長さ450mm2枚
D ファルカタ集成材厚さ20×幅250×長さ450mm2枚
Eパイン材厚さ30×幅40×長さ190mm2本 
45mmの木ネジ、12mmの木ネジ、キャスター4個、 51mmの蝶番2個、フック3個、持ち手、 「アサヒペン」水性塗料のミルキーホワイト


道具


電動ドリルドライバー
下穴あけ用ドリルビット
ノコギリ
ヤスリ
サシガネ
ペン
ハケ


HOW TO MAKE


枠を組み立てます


1 Bの木口(こぐち)にAを当てて、面(つら)を合わせます。下穴をあけて、 45mmの木ネジで固定。 Aの反対側の端にもBを固定。

2 中板を置くための棚受けBをつけます。 Aの下端から380mmの位置にBを当てて、下穴をあけ、木ネジで固定。

3 2で作ったものをひっくり返 し、B の木口にAを当てます。 下穴をあけ、木ネジで固定。 同じ手順でもう1枠作製。


中板・底板をつけます 


4 中板・底板C の四すみをカット。それぞれ木口から42mm、 木端(こば)から32mmの位置にペンとサシガネで線を引いて。

5 4で引いた線に合わせてノコギリで切り落とします。 Aの幅と厚さより2mm大きくカットしています。

6 2組の枠の下のBの上に外側に面を合わせて底板Cをのせます。Bの側から下穴をあけ、Cと木ネジで固定。

7 中板CBに取り付けます。Bの上にCをのせて、Bの側から下穴をあけて、木ネジを打って固定します。


天板をつけます


8 天板Dに補助天板Dをつけます。両側の木口から60mmの位置の木端に蝶番を当てて、付属の木ネジで固定。

9 8の天板を開いた状態で床に置き、 7で作った本体をのせます。Bの側から下穴をあけ、45mmの木ネジで固定。

10 Eの1本をDの木口から120mm木端から120mmの位置に、 もう1本を木口から110mm木 端から110mmの位置に置いて。

11 10で置いた2本のEの木口から40mm・木端の左右中央にビットの先端を当て、下穴をあけ、木ネジでDにつけます。


ペイント 


12 全体をヤスリで整えておき、ハケでペイント。手が届きにくい角を先に塗っておき、全体をまんべんなく塗装。


パーツをつけます 


13 本体を裏返して、 Aの木口にキャスターをつけます。下穴をあけておき、12mmの木ネジで固定します。

14 天板Dに面したBにフックをつけます。等間隔に間をあけて、付属の木ネジで固定。好みでフックをふやしても。

15 14 でフックをつけたBと反対側のBに持ち手をつけます。 Bの中央に持ち手の中央を合わせ、付属のネジで固定。


狭いキッチンに置けるようにスリムに作ったので、収納力をアップさせるため、側面にフックを取り付けました。トレイを入れたかごを下げて使っていますが、ミトンやエプロン、エコバッグなど、こまごましたものを下げるのもおすすめです。 


※次回「自分で作れる可愛いキッチン小物③」は5月10日(水)11時〜公開予定。菊地祐花さんに「ラップホルダー」の作り方を教わります。


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