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草花が引き立つ自然の色合いで壁を塗り替え築50年の古さを払拭(前編)

2020.10.3

壁に色を取り入れてドラマチックな部屋づくり



ふえすぎたものを絶賛〝断捨離〞中という方は
振り返って思い出してみてください。
部屋を飾りたてるようになったきっかけは
人工的で味けない床や壁に囲まれた空間を
心地よく素敵に替えたかったからではないでしょうか?
シンプルなまま心地のいい美しい部屋をつくる
いちばんの近道は、力のある背景をつくること。
漆喰のような自然素材もいいけれど
ペイントでカラーを取り入れてみるのもおすすめです。


築50 年の古さを払拭したくて模様がえを繰り返したこの部屋。
草花があるだけで引き立つように自然の色合いで壁を塗り替えることに
本田美和さ


FARROW & BALL で草原のようなナチュラルなカラーに


イギリスの老舗塗料メーカー「FARROW&BALL」がロン ドン自然史博物館とコラボして作った新色から、サップグ リーンとブロッコリブラウンを使用。各2.5ℓ缶18000円。 2度塗りで15㎡塗装可能。専用のプライマーも用意。

ハケ、ローラー、バケツ、マスキングテープ、マスカ ー、メジャー、ハサミ、鉛筆を用意。


まずは採寸から


1 塗装する壁の幅と高さを測り、面積を出して塗料の必要量を求めます。8.4㎡だったので2.5ℓ缶1缶ずつオーダー。

2 塗料が天井や柱にはみ出さないように、塗らない面のきわにマスキングテープを貼ります。床には、マスカーを。


下地を塗って


3 サップグリーン専用の下地、M Tプライマーを塗ります。ハケを使って端っこから。

4 面はローラーを使い、上から下へまっすぐ動かして塗っていきます。上3分の2ぐらいまで塗ったら乾かします。

5 サップグリーンの缶を開け、棒などで攪拌してからバケツに出して、本番の準備。


上側をペイント


6 手順と同様に色の入りにくい端からハケで塗っていきます。匂いがほとんどないし、のびがよくて塗りやすい!

7 広い面はローラーで塗ります。2度塗りするので、1度目は大胆に塗りました。


2 度塗りで仕上げて


8 1度目のペイントが終わったら、よく乾かします。乾かさずに2度塗りすると、塗 料がはげるのでご注意。

9 2度塗りします。もう一度ハケで端を塗ってから、広い面はローラーで塗ります。


 


*後編に続きます。


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