DIYでわが家を細部までカスタマイズ(前編)
2020.10.5
カメラに音楽に……
DIYはたくさんある趣味のうちのひとつ。
好きな「TRUCK」の家具に合うよう
直線的にすっきり作るのがこだわり
杉本憲一さん
ラワン合板とステインでカッコよく仕上げを

僕が作る家具はどれも形は同じ。棚を1段ずつ組み立て、それを重ねて、側板や天板、背板をつけて補強しています。使うのは厚さ20㎜のラワン合板。

オーディオラックはプレーヤーの奥行きに合わせたサイズに。

ホースブラケットで2×4材を組んでパイプを固 定しました

塗装は「ワトコオイル」のダークウォルナットで。

リビングの壁には足場板を張ったけど、暗くなったので白に塗り替えてすっきり。奥の和室にはタイルカーペットを敷きました。
この家は僕が中学生まで住んでいた実家。長年人に貸していたのが空き家になると聞いて見に来たら、その老朽化した様子に驚きました。黄ばんだふすまに汚れた壁、塗装のはがれ……。でも、もしかして自分でなんとかできるかもしれないって思ったんです。
というのも、僕の長年の憧れは、大阪の「TRUCK」。オーナーの黄瀬さんが古いビルを自分でカッコよく手直ししていたように、自分でもやってみたい! ってやる気がムクムクわいてきて。
壁紙や床の張り替えなど大がかりな作業は友達に手伝ってもらい、あとは住みながら板を張ったり色を塗って古さをカバーしました。そのうえで家具も手作り。お金をためて「TRUCK」のソファを買うぞ! と決め、それに合うデザインを試行錯誤。いざソファを置いたときは雰囲気がぴったりで感動でした。
写真やドライブなど、アウトドアな趣味も多いけど、今はすっかりDIYに夢中。自
分の手で細部まで工夫できる楽しみがたまらないですね。

机は頑丈に作るため2×4材を使用。脚と幕板を組んで中央を板で補強。

天板は「ターナー」のアイアンペイントで黒く。

ふすまの紙と表面のベニヤ板をはがして骨組みを塗装。上からポリカーボネートをビスで固定し、ベニヤ板で押さえました。
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