塀を作る

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2023.7.13

 みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。
 前々回のコラムの最後に、敷地内の小屋まわりのDIYについて「次のコラムでは少しでも進んでいることをご報告できるでしょうか…。」と結んでいましたが…



 やっと!やっと!!少し手を付け始めました。



 私の住む地域は、北海道の中でも雪の多い場所で、周りに大きな建物がないので風の影響も強く受けます。そのため、どんなに丈夫に作っても、木製だと雪に耐えきれなくなるものが出てきます。
 今回は、「手間がかかっても冬にはすべて外す」ということを最初から考え、節約もかねて、扱いやすい野地板や10年以上雨風にさらされて古くなった古材をたくさん使うことにしました。


 まず、土台に使うのは、元々物置小屋で使われていた立派な梁。こちらは何年も前に父が持ってきて敷地内に置いておいてくれたものです。それらをブロック(15cm厚)で地面から浮かせて、水平器で平行を見ます。



 ここに基本の枠を立ち上げていくことにしました。
 柱として立つ部分は2×4材。上下は野地板になるように四角い枠を作ります。



これらに防腐材を塗って



 組み立てていきます。四角い枠を梁にビスでがっちり留めて木を組んでいきます。



 その枠に、防腐剤を塗った野地板を横に張っていきます。



 全部横板を張ると、ごちゃごちゃした所の目隠しになりました。



 小屋の入り口横は少し雰囲気を変えて縦張りにします。張った板は全部古材。かなり朽ちてきているので何年も持つような素材ではありませんが、冬に取り外すので何年かは頑張ってくれそうです。



縦張りの板は、もともとウッドデッキで使っていた1×4材を使っています。



 つぎはぎしながらも、こうして木材を使い切ると達成感も。


 あとは、いま砂利になっているスペースを空けて、庭のお花たちを移動したり、シンボルツリーを植えたりして、もう緑を増やしたいと思っています。その際の区画を仮で考えて、今回の作業はおしまい。



 こちらの完成はまだまだ先になりますが、少し進んだことで先を考えるゆとりが生まれました。


 シンボルツリーは何にしようかなぁ。今からそんなことを考えてワクワクしています。
それでは今回はこの辺で。


 さて、次何しよう?


 


 


 


→ 前回の記事【庭を広げています


→ 馬狩さんのこのほかの連載記事はこちら


馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line