移動できる手洗い場を②
2023.8.10
みなさんこんにちは。馬狩まどかです。
北海道の夏休みは短いので、子どもたちの夏休みもあと1週間。私のバタバタも少し落ち着いたのもあり、ここにきてようやく子どもたちとお出かけしたり家でゆっくりと過ごしたりできるようになりました。
さて、「移動できる手洗い場」というテーマでDIYしている今回のコラム。前回の「土台編」に引き続き、今日は「シンク取り付け編」のお話です。どうぞ最後までお付き合いくださいね。
シンクは1年以上前に楽天で購入した13,000円ほどの黒いシンク。本当はもっとアンティーク風のものにしたかったのですが、予算オーバーでした。
水道として使用するのは、マルキジオのオイルドラム10L。ウォータージャグとしてキャンプでも使用できるこちらをチョイスしました。
シンクを乗せるのは、以前キッチンカウンターの天板として使用していたパイン材。10年酷使したので傷や欠けもありますが、気にしない!
まずはこの天板に穴を開けて、排水ホースが通るようにします。
排水の穴の印をつけた部分の真ん中あたりにまず穴を開けて、
それからジグソーでくりぬきます。
次に、ウォータージャグをのせる棚を作ります。2×4の木材38mm×184mm、長さが90cmのものを14cmが2枚、残りが約52cmになるように切ってもらいました。
こちらの棚はシンクの大きさやウォータージャグからシンクまでの距離を考えて、そのままコの字に組み立てずに、天板になる部分が出っ張るような形に組み立てます。
この棚も、土台と同じようにモルモルを塗って
ペイントします。
この棚自体も重さがあり、ウォータージャグを乗せるとかなりの重量になるので、天板に裏からビスでがっちり留めます。
この棚付きの天板を、土台に固定する前に、土台の下部分を隠すカーテンをつけるための洋灯吊りを固定してしまいます。(天板をつけると洋灯吊りがつけにくくなるので、先にやります)モルモルが固まるとガチガチなので、まずキリで穴を開けて、
100均一の洋灯吊り(ヒートン)をねじって固定します。
さてさて、やっと天板を乗せるところまで来ました!天板もビスでがっちり土台に固定します。
そして、いよいよシンクを取り付けます。天板に開けた穴にシンクの穴を合わせて、排水パイプをつけます。
付属の排水ホースを取り付けて…
排水タンクは、ブリキのたらいを採用しました。
最後に水を入れたウォータージャグを棚に乗せて、排水スペースの目隠しにカーテンをつければできあがり!田舎の山小屋風手洗い場の完成です。
これだと移動ができるので、水場の必要な場所にその都度持って行ったり、屋外にも対応しているモルモルでニュアンスをつけているので、屋外の手洗い場として移動したりもできます。
部品の取り外しも簡単なので、しばらく使わないときは消毒をして片付けておけるので、衛生的!作って良かったです。
久しぶりにDIYをしたので、木材の寸法は間違えて組み立てたら少しはみ出るわ、ビスを打つ場所を間違えて天板に穴を開けるわ、ビスを打つのが恐ろしくへたくそになっているわ…と散々でした。
木材が高騰しているので決して安いわけではないDIYですが、自分の生活のニーズに合わせてモノを作れるのはやっぱりいいなぁと思いました。
さて、次は何しよう?
→ 前回の記事【移動できる手洗い場を ①】
馬狩まどか うまかりまどか
自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。
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