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古道具店を開いた川端さんの「好き」を仕事に(3)

2020.8.14

Brocante-chair を営む川端幸代さん


お店が休みの日はメンテナンスデー
汚れを落としてガラスはピカピカに壊れたところは修理して……
ダメな子がよみがえっていくのが面白いんです


入手した古道具はすべ て水洗いします。元歯 科衛生士だから、汚れ を落とすのは得意。ご しごし洗っちゃいます。

粗いアクリルヤスリで、手垢
や木のヤニをこすって落とし
ます。力の入れ具合によって
色の落ち方が変わるんですよ。


 仕入れの翌日には、メンテナンスをするのがルーティーン。まず、今日はこれをやるぞって朝一番に計画を立てて、気合を入れます。


 手入れや修復の方法は人それぞれだと思いますが、私は古いもの一つひとつの持ち味を損なわないことを心がけています。本来の色を落としすぎないよう加減して水洗いし、表面に亜麻仁油を少し塗って保護するだけ。ペンキは塗りせん。釘を抜き背板を張り直す作業は手間がかかるけれど、一見ダメだった子が徐々に魅力を表してくると、愛しい気持ちがこみ上げてきます。そのギャップが大きいほど面白いんです。どんな人が何の用途で使っていたのかなと想像する時間も、古い家具と会話をしているみたいで、とても楽しくて。


 遠方からわざわざお客さまが訪ねていらして、私が可愛いと思う古い家具や道具を購入してくださる。自分の好きが、そうやって受け入れられている事実が、ゆるぎない自信と喜びを与えてくれます。


メンテナンスはしすぎてもダメ。ちょうどいい具合を考えながら

メンテナンス前の古道具は、かなり汚れていま す。ホコリをかぶったままの状態のものも。

競り 落とした古家具は中にものが残っていることがほ とんど。ホチキスの芯や定規などから、この小引き 出しは事務用品入れとして使われていたようです。

傷んだ背板は釘を抜いてはずします。

エアコ ンプレッサーで中のホコリをシュッシュッと払っ て。

お客さまに気持ちよく使ってもらいたいか ら、戸外ですみずみまで水洗いを。

ヘラでガラ スに張られていたシールをはがし、重曹水で表面 をきれいに磨きます。

本体と色を合わせて着色 した新しい背板を張り、メンテナンス完了!


しっかり乾かしてオイルを塗ったら、ようやくお店に出せます

中身が見えるガラス戸棚は、棚の 高さがまちまち。お気に入りのカ ップや小瓶を飾るのによさそう。

小引き出しは、書類を入れるだけ でなく、ドライフラワーやアンテ ィーク布と一緒に飾るとおしゃれ。

ガラスの縁にカチカチに固まった コーキングを取り払ってきれいに。 アクセサリー入れにしても素敵。

Brocante-chair
千葉県八千代市米本1677
TEL 080-9299-2818
月・火・土・日曜 11:00〜17:00
水・木・金曜休
※営業日、営業時間は変更す
ることがあります。Instagram
でスケジュールをご確認のう
え、ご来店ください。
https://instagram.com/
brocante_chair


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