手刺繍のクッション
2021.5.15
こんにちは。H.P.DECOプレスの朝野です。木々の新緑がまぶしい季節。お店の前の緑たちもぐんぐん育っています。
東京・表参道の裏通り沿いにあるH.P.DECOとBazar et Garde-Mangerは現在、午後からの時間短縮営業中ですが、開店前の朝、お店に立ち寄ると、憧れのブランドのクッションが届いていました。
幾何学模様をミックスした、モダンで、どこかレトロな印象もあるデザイン。北欧のエッセンスも加わっています。

手刺繍クッション(中材込み) 中央 30×40cm ¥37,400、左・右 40×40cm ¥45,100/H.P.DECO
インドのカシミール地方に14世紀から続く伝統的なチェーンステッチ技法を用いた、熟練の職人たちの手刺繍で、クッションひとつにつき3~4日かけて作られているそうです。

これが手刺繍とは……近くで見ると、熟練の職人技にため息が出ます。
はじめにウール100%の糸を染めて、綿100%の帆布へのデザインの描画から制作がスタート。次に、かぎ針編みの針を使用して刺繡を作っていきます。小さなクッションの場合でも、ウールの糸がキャンバス地を約20,000回横切るそうです。気の遠くなるような工程です。季節を問わず使用できるウール素材で、刺繍の裏側のコットン地に厚みがあるので、型崩れしにくく、しっかりしています。
私がこのクッションと最初に出会ったのは、マルトさんのお家でした。こちらの写真は、かなり前のリビングルーム。ソファ左奥には、今回H.P.DECOにも届いたグリーンの星のモチーフ。その隣は、ぐるぐるステッチのドット柄です。2年前にお宅へ伺った時は、ソファの上の“ミックス”はガラッと変わっていましたが、お家のあちこちでこのクッションたちを発見しました。
マルトさんは、ずっと長く使い続けられるクオリティのもの、愛用しているものを私たちスタッフに教えてくれます。同時に、色を楽しむこと、色のミックスに挑戦することも。この写真には「やりすぎバンザイ!」というコメントが添えられていました。
H.P.DECOスタッフにとっての、憧れのクッションです。
H.P.DECO
Tel. 03-3406-0313
hpdeco_contact@hpgrp.com
・・・・・7は、6月1日公開です!・・・・・
お気に入りを解除します。

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。
