教会のアンティークチャーチチェアについて Vo.1
2021.12.17
クリスマスから年末にかけて、教会にまつわるアンティークのお話をしましょう。
アンティーク家具を初めて購入する時、どんなものを買ったらいいのか悩んでいる方におすすめしたいのが「チャーチチェア」です。アンティーク家具が好きな方には、おなじみのアンティーク チャーチチェア。“可愛くて丈夫な”チャーチチェアの魅力についてみなさんにお伝えできればと思います。
初めから大きな家具を購入して失敗!したなんてことがないように、まずは小さな家具からアンティークがある暮らしを始めてみましょう!
CHELSEA OLDオーナー 訓子さん
アンティーク チャーチチェアってどんな椅子?
チャーチチェアとは、その名前の通り“教会で使用されていた”木製の椅子のことです。「教会椅子」「チャペルチェア」などと呼ばれることもあります。その歴史は古く、19世紀中ごろからヨーロッパ各地の教会で特色あるオリジナルの椅子が作られるようになりました。
聖書などをいれるための箱が背面についてるものや、背板に十字架が彫られている物など、そのアンティーク チャーチチェアごとに違うのですが、共通して、すべてシンプルなデザインです。
チャーチチェアの魅力
シンプルなデザイン
チャーチチェアのデザインは派手ではなく、とてもシンプルです。またアンティークならではの素朴な木の質感、ナチュラル雰囲気がとても素敵です。そのため、どんなお部屋にもなじみやすく、いろいろな使い方ができると思います。
カントリー家具やパイン家具、北欧スタイルのヴィンテージ家具との相性も抜群で、初めてのアンティークチェアとしてピッタリです。
疲れにくい座面の工夫
アンティーク チャーチチェアには、長時間座っていても疲れないように工夫されているタイプのものあります。自然素材の藁を編み込んだストロー座面のチャーチチェア、こんな風にお尻の形にあわせて、座面が立体的に削られているこの加工を「座ぐり」と言います。
数は少ないですが、職人さんの手掘りで作られているものも…。長時間座っていても疲れないようにというアンティークチェアの工夫がすごいですよね。教会でこの椅子に座りながらどんな話を聞いていたのか想像するのも楽しいですね。
同じデザインのアンティークチェアが手に入りやすい
現在アンティークとして出回っているチャーチチェアは、教会の閉鎖や解体に伴い販売されることが多いため、同じ場所で使われていたお揃いのアンティーク チャーチチェアが手に入りやすいという点もアンティーク家具として人気が高い理由です。セットでアンティークチェアを揃えたいという方にもおすすめです。
頑丈なチャーチチェア
壊れにくい固い素材で出来ているという事が、アンティーク チャーチチェアの特徴の一つです。チャーチチェアの材質はエルム材とビーチ材が多く、エルム材で作られたチャーチチェアのが比較的古いアンティークチェアです。またエルム材は堅牢なことが特徴で、そのエルム材で作られているアンティーク チャーチチェアも頑丈です。
ぜひ、ショップのHPものぞいてみてください。
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CHELSEA OLD
住所:岐阜県岐阜市柳津町上佐波4-41 ☎058-270-0543 定休日:日・月曜 営業時間:11:00~18:00 (通販サイトは火・土曜休) リノベーションのご相談も受け付けます。
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