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青柳啓子さんの愛用品「リネンバードホーム」の フィヨルドオイスター

青柳啓子さんの暮らし方

2022.2.28

『私のカントリー』の連載で、ふだんの暮らしに役立つ素敵な愛用品を教えてくれる青柳啓子さん。『私のカントリーNo.115』では、寒い季節に欠かせない電気ポットを紹介してくれました。みなさまもチェックしてみてくださいね。



ライフクリエーター青柳啓子さん


https://www.facebook.com/AoyagiKeikoFanPage/


「リネンバードホーム」の フィヨルドオイスター


ふんわりやさしいリネンの布が白い世界を生み出します。あの日目にした憧れの空間のように…。


  


 東京・青山のブティックの一角に真っ白な世界が広がっていました。


 これを作ったのは南仏のデザイナー、ジャクリーヌ・モラビトさん。“フレンチリヴィエラの白いオアシスを生み出す妖精”と呼ばれている方です。天井から幾重にも垂らされた白い布はドレープが美しく、その中に包まれるように置かれたのは真っ白なダイニングセット。優美なたたずまいに、ワインやオリーブとともに催される、気品あふれるパーティのさまを想像せずにはいられませんでした。もうかれこれ10年前の話ですが、いまだ冷めることなく、私の体感の記憶として残っています。


 それとほぼ同時期に出会ったのが、「リネンバードホーム」の「フィヨルドオイスター」という布です。リネンのやさしい張りとやわらかな手触り、軽やかな透け感に魅了されて。そう、これでジャクリーヌさんのような、白い空間をつくりたい! 私の気持ちが一気に高ぶったのもわかるでしょ? どれだけ買い求めたことか。リビングの間仕切りに、テーブルクロス、パントリーの目隠しに。イベントにも使いますから、使っては洗うのを繰り返すうちに、こなれた、やさしい白になりました。


 何枚使っても印象的に映してくれるのは、この布のもつ力。ジャクリーヌさんっぽく見えますか?


 



ここに使った布は、約2mを4枚。布の落ち感、ドレープの優雅な流れが、趣を深める。



ベランダで育てるミントなどを摘んで、カールワイヤーでつなげる。風に揺れ、さわやかな香りが。


※この記事は2017年当時の情報に基づくものです。現在は内容が異なっている場合がありますので、ご了承ください。


『私のカントリーNo.101』 撮影/宮濱祐美子


 


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