小さな明かりでリラックスタイムに切り替えて

2020.9.12

もしも、心豊かに暮らせる住まいをつくろうと思うなら明かりを味方につけることが何よりの近道です。
おすすめは、小さな明かりをいくつも集めて、わが家の新たな一面にスポットライトを当ててみること。
すると不思議なことに、あたたかく快適で幸せな時間が魔法のようにひとつ、またひとつと生まれるはずです。


家にいる間は心のスイッチを切り替えて、のんびりリラックスしていたい。
小さな明かりには、そんな願いをかなえる力があります
岡本 玲さん


週末のブランチは小さなペンダントの明かりで


ブラインドを閉じたま ま朝ごはん。古いガラス じょうごのペンダントは ひびや欠けも魅力。

ア ンティークショップ「リ バーサイドファーム」の 店主、古賀秀幸さんの作。


早朝のキッチンにスタンドライトを持ち込んで


奥まったバックカウンターではスタン ドライトが活躍。早朝に湯を沸かして白 湯 で飲んだり、朝ごはんを作るときの手 もと灯として。

フォルムが美しい木製 ライトは、横浜の「チクニ」で購入。


お気に入りの道具で作る朝ごはんにスポットライトを添えて


平日の朝ごはんはリビングの一角で。 「Kovea Cube」のコンロやガラスのポッ トで湯を沸かし、コーヒーをいれるとき スタンドライトが役立ちます。

これも 古賀さんのじょうごを使った作品。


 新築の家を購入し、引っ越した初日のこと。ガランとした部屋にダウンライトだけを灯してみたら、リビングの一角にポッとぬくもりのある空間ができて、小さな明かりっていいなぁって気づきました。そこで蛍光灯はやめて、アンティークや手作りの小ぶりなランプばかりを探すようになったんです。ガラスやブリキのシェード、木のスタンドライト。10ワットにも満たないやさしい光には、味のある古家具が似合うことにも気づき、少しずつ家の中にお気に入りコーナーをふやしていきました。


 意外だったのは、今までインテリアに無頓着だった夫が率先して照明や家具を選んでくれるようになったこと。「家に帰るとホッとするんだよねぇ」なんて、これはきっと明かり効果に違いありません。たとえ朝ごはんのときでも、ブラインドを下ろして明かりを楽しむのが、わが家の日常の光景になりました。


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