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わが家の素敵なところだけを照らしてくれる明かり

2020.9.14

もしも、心豊かに暮らせる住まいをつくろうと思うなら
明かりを味方につけることが何よりの近道です。
おすすめは、小さな明かりをいくつも集めて
わが家の新たな一面にスポットライトを当ててみること。
すると不思議なことに、あたたかく快適で幸せな時間が
魔法のようにひとつ、またひとつと生まれるはずです。


わが家の短所をそっと隠して素敵なところだけ照らしてくれる
明かりのもつやさしい魔法が好きなんです
江口みかさん


邪魔な梁を隠して古家具の魅力をライトアップ


蛍光灯は消したまま小さな明か りを楽しむ夕暮れ。

梁の存在感 をごまかすために丸棒にコードを 絡ませ、照明がちょうどいい位置 にくるよう調節しました。蚤の市 で買った古い茶だんすを合わせて。


手もとを照らす明かりの力で好きなことに没頭できます


幼いころに好きだった編み物熱が再燃。今で は毎日の楽しみに。小さなペンダントライトの ほかに、ブリキのスタンドライトで手もとを照 らします。

神奈川の「artique kamakura」 でひと目ぼれしたガラスのペンダントライト。


 2DKの小さなアパートに引っ越したとき、いの一番に取り入れたのが自分でシェードと灯具を組み合わせた小さなランプでした。隠しようがない梁の出っぱりも、明かりのおかげでちょっとは存在感がやわらぐかな? って。さらにお気に入りの場所にしたくて古いガラス棚を置いたら、インテリアに興味がないはずの夫が「古い柱時計が似合うんじゃない?」って買ってくれました。


 引っ越し当初はよそよそしかった部屋が、こんなふうに明かりをふやすたび、少しずつ好きな場所へと変わっていきました。青白い蛍光灯の下ではしゃきっとするのと反対に、白熱灯のあたたかな光はぼ~っと眺めているだけで落ち着き、心を癒やしてくれます。夕方、仕事から帰ってきて夫が帰宅するまでの時間、小さな明かりをいくつも灯して、あたたかな部屋でせっせと編み物をするのが、私にとって何より穏やかで心豊かなすごし方です。


枝のハンガーで自由自在に配置


もともとついていた蛍光灯の光が苦手で、シンプルな電 球を導入。プルスイッチ付きだから手もとでつけられます。

コーヒーが冷めないようポットカバーを編みました。


殺風景な壁面も窓辺の景色に変身


手狭な部屋に出窓が欲しくて、雰囲気だけで もとミシン台に古い窓枠をディスプレイ。壁際 の明かりが夜の窓辺を演出します。

東京蚤の 市に出店していたアンティークショップ「ユー カリ」で購入。古いじょうごで作ったそう。


愛猫プリンのシルエットを眺めたくて


窓辺に作ったキャットタワーはプリンのお気に入り。 柱につけた棚受けから垂らしたランプを灯すと可愛いし ぐさが浮き上がります。

福岡の「ZAKKA COZA-par ici-」 で見つけた灯具と古いじょうごを組み合わせました。


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