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【2022年】買ってよかった!「ストロベリーポット」

買ってよかったもの

2022.11.28

【2022】買ってよかったもの


みなさまこんにちは。編集ライターの梶 謡子と申します。「Come home!」ではすっかりレアキャラになりつつありますが…。インテリアやハンドメイドなど、暮らしにまつわる本や雑誌を多く手がけています。


「最近買い替えたもの、教えてください」——編集部からのそんな問いかけに、一瞬、考え込んでしまいました。というのも、私はどちらかというと1つのものを長く使うタイプ。家具も雑貨も2030年選手はざらで、中には小学生のころから使っている自家製ヴィンテージも(年齢はご想像におまかせします)。「うちにはないかも!?」と思いつつ家の中を見まわしてみたら…ありました! それは「ストロベリーポット」です。


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イチゴのタワーマンション!? 「ストロベリーポット」


高さ約25㎝の鉢にポケットが3つついた、イチゴのための素焼きの鉢。これ1つに4株植えられて省スペース。ひそかに“イチゴのタワマン”と呼んでいます。


わが家は築50年の4階建てマンションの最上階。ベランダは猫の額ほどですが、日当たりと眺めだけは最高! でも、つい最近までは荒れ放題で、汚部屋ならぬ汚庭でした。


住み始めた当初は古レンガを敷き詰めたり、トレリスをペイントしたりと、ベランダガーデンを楽しんでいました。ところが、日当たりが良すぎて夏は灼熱地獄。あっという間に砂漠化し、害虫も発生。おまけに地震で鉢がいくつも割れてしまって(その中にストロベリーポットもありました)。以来、ベランダを放置し、植物を育てることもすっかり諦めていました。



キッチンの窓辺でワイルドストロベリーを栽培し始めたのは5月初旬のこと。種子を蒔いた数日後に小さな芽が出ました。ワイルドストロベリーって、種子も芽もこんなに小さいんですね。


そんな私を再びやる気にさせてくれたのは、書店の片隅で見つけたワイルドストロベリーの栽培キット。卵の中に土と種子が入っていて、そこに種子を蒔いて育てるというものです。これがやってみると楽しくて。朝起きたらキッチンに直行し、観察する日々が始まりました。


8月初旬の様子。

9月中旬。夏の暑さが苦手なのは、どうやら人も植物も同じよう。このころはまだ汚庭の片隅で細々と育てていました。


ワイルドストロベリーの幼苗ってびっくりするほど小さくて繊細。夏の日差しに負けないよう、秋口まではキッチンの窓辺で大事に育てていたのですが、一向に成長せず。「このまま枯れてしまうんじゃ?」と不安は募るばかりです。でも、秋が深まり、涼しくなり始めたころに思い切ってベランダに出してみたら、ぐんぐん成長し始めて……。


ワイルドストロベリーが成長するにつれて、なぜかガーデニング熱が再燃。苦手なベランダ掃除にも少しずつ着手し、最近、ハーブも育て始めました。ワイルドストロベリーもあっという間に大きくなり、「そろそろ植え替えねば。でも、狭いベランダにいくつも鉢を並べるのはムリ」――そんな脳内会議の結果、ストロベリーポットを再び購入することに。


ところが、ガーデンショップやネットショップをいくら探しても見つかりません。そこで、試しにメルカリで探してみたら、ありました! 中古だけれど状態のいいものが送料込みで4800円。これは破格値です。



植え替えて1月足らずであっという間にこんなに大きくなりました。鉢に高さがあるので、実が地面につかないのもポイントです。


届いた日にさっそく植え替えたら、みるみるうちに急成長。今ではすっかりストロベリーガーデンに。実は待機している苗がまだまだあるので、これよりもうひと回り大きなストロベリーポットを買おうか検討しているところです。来年の春には白い花が咲いて、小さな赤い実をたくさんつけてくれるはず。今から楽しみで仕方ありません。




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