【2022年】買ってよかった! 「漆琳堂」の漆器

買ってよかったもの

2022.12.1

住まいと暮らしの雑誌編集部で作る出版物の進行と
Come home
webinformationページを担当している
スタッフの福島です。
「買って悔いなし!」と思っていますが
「いかにして、ものが増えていくのか」の実例ともいえる
私の「今年買って、よかったもの」をご紹介します。


その他の【編集スタッフが買ってよかったもの2022】の記事はコチラ


【2022】買ってよかったもの 漆塗りのお椀



長年、ひとり暮らしをしているから当然ですが
「自分が好きなもの」だけに囲まれて生活しています。
が、ものが多いです。
ミニマリストと対極のインテリア環境。


新型コロナ禍にあって多くの方がそうであったように
私も「家の中」に目が向きました。
……断捨離して、すっきりさせる方向ではなく
「お、いいじゃん」というノリと
ネット通販という便利なツールを使って
「増やす」方向に行ってしまいましたが。


高価なものを実物を見ずに買う勇気は
さすがにありませんが
「自分基準」で許せる金額のものは
ネット通販を活用しました。
もちろん、可能な限りほどほどに。


リモートワークで、家にいる時間が長くなり
必然、自炊する回数も増えると
目が向くのは「食まわり」かと。
私の場合、まともな自炊は、ほぼ朝食のみ。
リモートの日は朝、食べる時間が遅いから昼食はなし。
夕飯はワインとつまみで充分だなと
いささか不健康でありますが
あまり動かないから、まぁ、いいか。


であれば朝食には、いい感じの食器を
使いたいものだと考えました。
「伝統工芸品」に親しんで、充分にいい年齢だし。
ちょっと遅い気はするけど。
で、買ったのが漆器です。
……立て続けに3つ。



最初に買ったのはオレンジ色のお椀
サイトの商品紹介では「お味噌汁や和え物などに」とあり
「そうだった、汁椀を新調しようと思っていたんだ」
ということで、即決。
税込みで3,850円という価格も手ごろ。
色もなんだか可愛いし。
届いてわかったのは、私の想像よりも小ぶりだったこと。
具だくさんになりがちな私の味噌汁には
ちょっと小さかった。
小鉢として活用しています。



で、次に買ったのが朱色の「一条椀(いちじょうわん)」。
先に買ったものでは私が作る味噌汁が入らないし。
「一般的な汁椀よりも大きめ」という説明を信じつつ
4.5寸というサイズ感がつかめなかったので
デパートの食器売り場に展示してある
(ほかの製造ブランドの)4.5寸のお椀で確認。
「これなら大丈夫」と購入。税込み6,050円。


貧弱な朝食に漆器が2つもあると
それだけで、豪華で優雅になった気が。
……こうなると、コレクター癖が顔を出します。
自宅にはバービーが50人(体)。



最後に加わったのが、黒の「溜塗り(たまりぬり)」の飯椀
ご飯用です。税込み4,730円。
ご飯に漆塗り? とも思いましたが、使ってみたら快適。
軽いし、ご飯粒がくっつきづらいのがいいです。
割れる心配をしなくて大丈夫でしょうし。


「溜塗り」は、漆塗りの伝統的な技法のひとつだそう。
透明感のある漆を下塗りの漆に塗り重ね
経年変化が楽しめるとか。
楽しめるよう、長く使いたいと思っています。


3つとも、福井県鯖江市で約230年続く越前漆器の老舗
漆琳堂(しつりんどう)」の製品。
オレンジ色の小鉢は8代目の店主が立ち上げた
現代的なテイストをもつ漆器ブランド「RIN&CO.」のもの。
飯椀以外は、食洗機対応の漆を使っています。
直営店以外に生活雑貨の店でも扱っていますが
全種類(たぶん)webショップで買えるので便利。
……NHKの番組で漆琳堂が紹介された際には
8代目が水色の漆を塗った自転車が店に飾られていました。
なんだか素敵。



その他の【編集スタッフが買ってよかったもの2022】の記事はコチラ


今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line