アンティークのステンドグラスは洋室だけでなく和室にも似合います。
2020.9.23
デザインの豊富さもステンドグラスの魅力。
幾何学模様やシンプルな柄なら幅広いインテリアに!
チェルシーオールド・オーナー訓子さん
私のお店で最も人気のアンティークといえば、ステンドグラスです。家を建てる際や、リノベーションに利用するために、アンティークファン以外の方の需要もふえてきました。飾るだけでなく、実際に住まいづくりに生かされるようになってきたのは、とてもうれしいことです。
もともとヨーロッパの教会建築を始まりとして生まれ、その後、イギリスでは一般の住居でも使われるように。今、アンティークとして出まわっているものは、すべてイギリスの古い家屋の外壁を彩ってきたもの。窓やドアにはめ込まれていたので、木枠がついたものがほとんどです。
でも、イギリスのアンティークだから和室に向かない、ということはありません。たとえば、幾何学模様などは、レトロさやモダンさを醸し出して、よく似合いますし、模様ガラスは微妙な凹凸によってほどよい目隠し効果があるので、壁にはめ込んだり、内窓にしても素敵なものです。実際にリノベーションの依頼を受けて、和室の内装にステンドグラスを間仕切りや内窓に使ったことがあります。シンプルなラインとクリアな模様ガラスだけのデザインですと、インテリアのテイストを選ばないというのが実感。こんなふうに、実はいろいろな利点のあるステンドグラス。お気に入りを見つけたら、ぜひ、住まいづくりに生かしてみてください。
ステンドグラスの基本色は赤・緑・黄色の3色。青が入ったものは珍しい。繊細な鳥の絵は手描き。1850~60年代ごろの希少なデザイン。
レトロにもモダンにも合う幾何学模様。サイズが合えば、和室の欄間にはめ込むのも素敵です。模様が表情豊かな無色のガラスは若い世代に人気。
色ガラスをポイントにしたモダンな1枚。
人気のバラモチーフは、葉や花びらがグラデーションになっていて、ひと味違います。ガラスの凹凸が目隠し効果になるので、模様ガラスのものは外窓にもおすすめ。
6枚使った大きなフレームは、個別に活用するのもアイデアです。
『私のカントリーNo.102』掲載 撮影/飯貝拓司
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