【新築&リノベ】ウールカーペットで住まいにぬくもりと贅沢を~連載⑥フローリングの上に敷く方法~
カーペットの基礎知識
2023.1.17
マイホームを建てるとき、中古住宅を買ってリノベーションするとき、候補の一つに選んでいただきたいのがウールカーペットです。でも、「汚しても洗えないのは困る」「ホコリがたちそう」「長く使えない気がする」と、不安や気になることも多いのでは。実は、子育て時期にこそぴったりなアイテムで、インテリアを贅沢で心地いい空間にもしてくれます。そこで、ウールカーペットの魅力をお伝えしたく、大阪の老舗メーカー「堀田カーペット」さんに基本をレクチャーしてもらいます。6回目は「フローリングの上に敷く方法」です。
1回目 「カーペットができるまで」の記事はこちらより
2回目 「素材と密度のお話」の記事はこちらより
3回目 「カーペットのある暮らし方」の記事はこちらより
4回目 「ウールカーペットのお手入れ方法」の記事はこちらより
5回目 「カーペットとホコリの話」の記事はこちらより
連載6回目「フローリングの上に敷く方法」
堀田カーペットの代表的な商品であるwoolfloring は、「1番気持ちが良い床」をコンセプトとした敷き込みカーペットです。
専門の職人が施工し、カーペットの内側にクッション材を入れるためふかふかな踏み心地になり、カーペットの良さが存分に味わえる商品です。実際に空間におさまったときの一体感、踏み心地は、他の床材では味わえない、カーペットならではの空間に仕上がります。
自分でDIYができる「WOOLTILE」
施工が前提ですと、すぐにはカーペットの暮らしを体感していただきにくいと思います。現在お住まいの住宅で、敷き込みでもお使いいただけるのがご自身でDIYができるタイルカーペット、WOOLTILEです。
WOOLTILEは50cm角のタイルカーペットです。カッターナイフと定規があれば部屋のサイズにあわせてカットして敷き込めるので、部屋全体に敷き込む場合でも専門業者による施工は不要です。
加工が簡単なことはもちろん、WOOLTILEは、ウール(羊毛)でできており、年中快適に過ごせて、とても気持ち良い床材なのです。古い住宅では断熱効果も少なく、床が冷たいところも多いと思うのですが、厚いクッション材とウールの効果で断熱効果も高く、調湿性もあるのでいつでも部屋を快適にしてくれます。また防音効果もあるため、音が響きやすいマンションの床材としては、とてもおすすめです。床全面に敷き込んだり、空間の一部を仕切ったりと様々な使い方ができます。

滑り止めがついていますが、多少のズレが発生します。また、土足や床暖房の上ではご使用いただけませんので、ご注意ください。
部分づかいができるラグ「COURT」
COURTは様々なテクスチャや色を揃えたラグブランドです。woolflooringは部屋全体に敷き込むタイプのカーペットですが、COURTはいわゆる「ラグ」として、現状の床に置いて使用する商品です。
気軽にカーペットの暮らしが取り入れられ、インテリアに彩りを加えてくれます。
敷き込みに比べるとクッション性は劣りますし、ラグであるため一部に敷いていただくものになりますが、床に近付く暮らしを体感いただけることと思います。
3つのブランドをご紹介いたしましたが、暮らし方や、柔らかさ、ウール素材の調質性能や、ホコリ対策、などカーペット本来の良さを感じていただけるのは、woolflooringです。新築やリノベーションなど、床材を一から考えられる環境の場合は、woolflooringをおすすめいたします。
カーペットのこと、カーペットの暮らしの心地良さを知っていただき、床材をご検討する際に、カーペットという選択肢をもっていただければ幸いです。
————— 堀田カーペット —————
大阪府和泉市観音寺町531番地(本社工場)
TEL : 0725-43-6464
E-mail : info@hdc.co.jp
HP
instagram
youtube
ONLINE SHOP
お気に入りを解除します。

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。
