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【古い器とヴィンテージ家具】眺めて楽しい 器好きさんの食器棚②

Comehome!

2023.4.5

お気に入りの器のなかから、料理とのバランスを見ながらひと皿を選ぶーー。 そんなワクワク感をより盛り上げてくれるのが食器棚。前回の記事より、器好きさんお気に入りの食器と愛用の食器棚をご紹介しています。2人目に登場するのは、古い器を集める遠藤さん。そのこだわりについて話を聞きました。


この記事は、Come home! vol.69より抜粋しています。


時を重ねてにじみ出た味わいが好きで
古い器をよく集めています
ヴィンテージの食器棚がその趣を
より高めてくれるんです 
〈遠藤博世さん〉


国内外の古い器を集めている私。古い器には、 どこで作られたか、どんなふうに使われてきたかを売り手から聞いたり、想像したりする楽しみがあるんです。


お気に入り器コレクション


上品な形と花柄が美しくて
5枚そろえました


ライフスタイルショップ「Cloth&Cross」 で出会った有田焼を代表する陶芸家、14代目柿右衛門の器。 取り皿として重宝。


独特の柄のベトナムの器は
和洋の器とも合うんです


藍が美しいバッチャン焼きはオンラインストア「em Mèo」で購入。15世紀ごろから伝わる歴史の深さが気に入って。


季節を問わず使える万能なひと皿


古い器ならではのニュアンスのある白が美しい古伊万里。小さなおかずを盛るのによくて毎日のように使います。


ホットココアをいれて
一人でゆっくりしたいときのよき相棒


フランスの大衆カフェで使われていたブリュロカップ。手になじむ、ぼってりした形がお気に入り。


たとえば、ブリュロカップ。カフェでコーヒーを飲んだあと、温まったカップを裏返して高台にリキュールを入れて飲むのがフランスの労働者の冬の楽しみ方だったそう。このカップが誰かにひとときの幸せを届けてくれていたって思うと、それだけで価値がぐんと高まります。


料理をおいしく見せる盛りつけ術 


フランスの器と和菓子は
とても好相性なんです 


繊細な和菓子は、大きめの器に思いきって余白をもたせて盛ることで、より美しさが引き立ちます。


シックな器に盛ると
上品に見せてくれます 


シンプルなスイーツは個性のある器と相性がいいです。 シックなレリーフが施されたフランスの器を合わせて。


古い器ならではの柄や形も好き。手仕事が生かされたぬくもりのあるデザインは料理を素敵に引き立ててくれるから。組み合わせる器によって食卓がガラリと変わるのも魅力で、あれこれミックスしてはコーディネートを楽しんでいます。


目黒にあった「モダニカ」で購入したミッドセンチュリー時代の食器棚。ウォルナットの材質とサイズにひかれて。

引き出しにははし置きやカトラリー、来客時におしぼりとして使う手ぬぐいなど、こまごましたものを収納。


※次回「眺めて楽しい 器好きさんの食器棚③」は4月10日(月)11時〜公開予定です。


→前回の記事①はこちら


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