美しさだけじゃないアンティークレースの奥深さ。
2020.10.21
アンティークレースには、その地方独自の伝統が表れています。
【チェルシーオールド・オーナー/訓子さん】
ドロンワーク、タッチング、バテン……。1枚の小さな世界のなかに、さまざまな手法が凝縮されたドイリーは、お店でも大人気です。
アンティークのレースは、地方ごとの伝統的な手法があり、カレーレースやアランソンレースなどは、その土地の地名がつけられています。そして、その数は実に豊富。調べてみると、アンティークレースの奥深さに感動を覚えます。
レース編みや刺しゅうは、当時はすべて女性の手仕事でした。嫁入り道具として家族や近所の女性たちなど、みんなで編んだ大きなレースは、手にするとため息が出るほど。状態がいいままで残っているのは希少ですし、高価なものもありますが、やはり美しいものです。
今ならカーテンにされる方も多いですね。ぜひ、目に見えるところでアンティークレースの美しさを楽しんでいただきたいと思います。
1000円から見つかる可愛らしいドイリーたちは、お気に入りを探すのも楽しいですね。
状態のいタスカニーレースは、ショップでも人気のアイテムです。
コースターサイズのリネンクロスは、青い刺しゅうの真ん中にレースモチーフが。こまやかな手仕事に愛着がわきます。華やかなバテンレースのドイリーには、大ぶりな花器を合わせます。
『私のカントリーNo.106 』掲載 撮影/飯貝拓司
CHELSEA OLD チェルシーオールド
岐阜県岐阜市柳津町上佐波4-41
☎058-270-0543
https://www.chelsea-old.com/
日・月曜 11:00~18:00
通販サイトは営業(火・土曜休)
リノベーションのご相談も受け付けます
お気に入りを解除します。

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。
