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子育てしやすい工夫がいっぱい! 2階との距離を近く感じる吹き抜けがある家

新築施工事例

2021.1.7

<小鹿野あゆみさんの家>
もともとインテリアが大好き。アパート暮らしの間ずっと、理想のわが家をあれこれと思い描くのが楽しみだったんです。長女が小学校に上がるタイミングに合わせ、いよいよマイホームを建てると決めたときは、それまでの思いをすべて注ぎ込みました。


キッチンカウンターには板壁を、後ろの壁には「名古屋モザイク工業」のタイルを張って、キッチンを素敵に。照明はすべて施主支給。キッチンのものは「アートワークスタジオ」のレイトンペンダント。約6500円/1個。


毎週のように友人が遊びに来て、多いときは10人以上も人が集まるわが家。広いリビングダイニングのおかげで、ゆったりおもてなしができるんです。南に面した窓から光がたっぷり入って明るく、おかげでいつも暖かく、気持ちよくすごせます。

リビング階段部分は吹き抜けに。2階からの声がよく聞こえます。階段下のルーバードアの中にはリビングまわりで使う日用品を収納しています。約50000円。造作の小さな扉収納スペースは、掃除機を収納するのにぴったり。床材は、エコプレーゼのオークの無垢材。自然塗料「リボス」のクリアを使ったオイル仕上げです。約11000円/㎡。


吹き抜けのおかげで家族の声が届きやすいんです


吹き抜けにしたので、1階からも2階からも、顔を見て声をかけ合えます。2階のピンクのドアの部屋は私の仕事部屋。ラベンダー色のドアは子ども部屋です。塗り壁材は、1・2階とも、施工をお願いした工務店「アットナチュレ」のオリジナル漆喰。調湿作用があって、梅雨時季もすごしやすいんですよ。


長女と次女の様子をいつも見守り、すぐに声をかけられるように、キッチンはダイニングやリビング、庭まで見渡せる配置に。リビング階段には吹き抜けを設けて、2階の子ども部屋とつながりをもたせました。


2階には子ども部屋を


今は、子ども部屋は娘2人の遊び場。

刺しゅうのシェードは家を建てる2年前に、「HUMPTY DUMPTY」という雑貨店でひと目ぼれして購入しました。


仕事のためのサロンルームも2階に


2階のサロンルームのウォークインクロゼット。扉を開けると、室内から見えるので、壁紙は重要。狭い空間だから楽しくしたくて、カラフルな「シンコール」のナタリー・レテBB-8871に。約1000円/㎡。


娘たちが小さいうちは目の届く自宅でマッサージの仕事をしたくて、2階の1室をサロンルームに。自然素材を使った家は、お客さまからも居心地がいいと好評です。


サニタリーは玄関からすぐの場所に


1階のサニタリーは白を基調にしてさわやかに。手洗いシンクは深さがあるので、子どもが盛大に使っても水が飛び散りにくいんです。


廊下にオープンパントリーをレイアウト


サニタリーからキッチンへ通じる廊下。左のオープン棚がパントリーで、その向かいのカウンターは私の趣味コーナーです。照明は 「DI CLASSE」のエトワール。室内では比較的暗い場所なので、夜は星形の光がとてもきれい。


家族みんなで料理できるように広めのキッチンに

娘たちと料理を楽しめるよう、キッチンは幅にゆとりをもたせています。クッションフロアは、白いキッチンに映える海外インテリアっぽい雰囲気の「サンゲツ」のHM1095をセレクト。約2700円/㎡。システムキッチンは、「アットナチュレ」で見て、最初にひかれた「ウッドワン」の木製キッチン・スイージーの標準仕様でした。勝手口のドアは、「ディスティンクション」のスムース。ミントグリーンは、塗装屋さんに調色してもらいました。約20万円。


玄関からは直接、サニタリーに入れます。そこからパントリーを通り、キッチンに抜けられるようにしたのも工夫です。おかげで、帰宅した娘たちは、まずは手を洗ってから「おやつ~!」の声とともにキッチンに直行します。広くつくったキッチンは、家族みんなで立ってもゆったり。娘と料理をすることもふえました。洗い物担当の主人も、ずいぶんラクそうです。


ダイニングに設けたカウンターも便利です


ダイニングの窓際に造作したカウンターは、娘たちの勉強コーナー。友人が集まる日のサブテーブルにもなります。1面に張った板壁は、自然塗料「リボス」のホワイトで着色。フレームがよく映えます。


ほかにも娘たちの毎日を考えた工夫はいろいろ。2階には独立した手洗い場を設けました。1階に行かなくても、朝晩の歯磨きができます。ダイニングには、窓際に勉強用カウンターを造作。ダイニングテーブルと違い、お絵かき帳や絵本を広げていても、食事前に片づけなくていいのはうれしいことです。友人たちが集まる週末には、サブテーブルとしても活躍。日々、その便利さを実感しています。


子どもが走りまわれる広い芝生の庭が自慢


柵の中は広々とした芝生。娘は友達と一緒に思いきり駆けまわっています。夜は電信柱の灯あかりがいい雰囲気。フランスの田舎に立つ家のような外観は、瓦屋根も重要ポイントです。「栄四郎瓦」のカパラスKS40を使用。屋根にはフェイクの煙突をつけてもらいました。室内とはつながっていませんが、外から見た可愛さは抜群。


アパート時代とは、暮らし方はすっかり変化。家ですごす時間が好きになったし、これからの子育ても楽しみです。


M Y  H O M E  D A T A
竣工年月/ 2016 年5月
マイホーム取得年齢/夫30 歳・妻30 歳
取材時の家族構成/夫婦+子ども2人
建物価格/約1950 万円
延べ床面積/ 113.23㎡(34.25 坪)
(1 階/ 57.96㎡ 2階/ 55.27㎡)
構造・工法/木造2階建て(木造枠組壁工法)
施工/株式会社アットナチュレ


株式会社アットナチュレ

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