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イギリスの片田舎にあるような佇まいで 家族みんなが心地いいナチュラルスタイルの家(大阪府)

新築施工事例

2021.6.23


イギリスの片田舎に佇んでいるような家や、雑貨が好きだったKさん。いつか注文住宅を建てるなら、長年の愛読書だった雑誌「私のカントリー」に出てくるような家に…と、想いを温めていました。でも、当時は自然素材中心の注文住宅を建てている施工会社が少ない頃。「なかなか見つからなかったのですが、インターネットで『Ideal Home(アイディールホーム)』を見つけた時は、長年思い描いていた理想の家をやっと探し当てたと思って、手が震えました」と、Kさん。御主人も「Ideal Home」の見学会に参加した時にスタッフの人柄にふれ、「この人たちに建ててほしい」と感じたのだそう。そんな出会いから、ここでの家づくりがスタートしました。


漆喰や無垢材に包まれた
自然素材いっぱいのLD
です


LDの床は無垢パイン材。壁は漆喰で、コテのむらの雰囲気を確かめながら職人さんに仕上げてもらいました。コーナーのニッチや、キッチンとの間のアールをつけた壁で、優しい表情のダイニングに。

古材の梁が空間のアクセントに。リビングスペースには、3畳の和コーナーも併設しました。

ダイニングとキッチンを緩やかに仕切るアールの開口も目を引きます。ダイニング上のペンダントライトは、Kさんと、Ideal Homeのコーディネーターが、同時期に見つけてきたというエピソードも。

同じデザインで3つ揃えることができた、珍しいアンティークのペンダントライトです。


「ナチュラルインテリアといっても微妙な違いがあるのですが、Ideal Homeさんは私の好きなテイストをわかってくれて、いつもピッタリなものを提案してくれたんです。」と、Kさん。ダイニングに使いたいと思っていたペンダントライトと、コーディネーターが探して提案してきたものが全く同じだったということも! 意見がぴったり一致し、盛り上がったそう。


キッチンは造作でオリジナルデザインに


シンクは、KOHLER社のホーローシンクを設置。床はお手入れのしやすい磁器質タイル仕上げに。

キッチンの入り口はアールの開口に。奥には、使い勝手を考えたオリジナルデザインの造作食器棚が。開口の手前には、買い置きなどをたっぷり収納できるパントリーも設置しました。


大好きな雑貨や家具が映える
居心地のいいリビング


Kさんの大切なカントリー家具や雑貨がよくなじむ空間です。

リビング内に階段を設けたプランを採用。階段の一段目はアールデザインで、蹴込にレンガを貼ってアクセントに。


サニタリーも
ナチュラル&カントリーなイメージで


カウンターには色ムラのある大理石タイルを貼り、アメリカ製の陶器シンクの洗面ボールを組み合わせて。


玄関には広めのシューズクローゼットを併設


来客用、家族用と2WAYアクセスできるようになっている玄関です。来客時はドアを閉めておけばクローク内は見えません。Kさんの長男とご主人がここでカブトムシを育てているため、換気扇も設置。

玄関ホールの壁にはめ込んでいるステンドグラスもアンティークのもの。ドアは輸入の木製建具を使用しています。

玄関ホールに併設した造作手洗い。子ども達や来客の方が使いやすく、とても便利です。


外観は憧れの「洋書で見た家」に


漆喰塗りの壁と瓦屋根の、素朴な外観。玄関前に屋根付きのカバードポーチを設けています。

イングリッシュガーデンを四季折々の花やハーブが彩ります。さりげなく置かれた雑貨も素敵。

実はもともとモダンテイストが好きだったというKさんのご主人も、家づくりが進むうちに、このような温かいイメージの方が家族団欒にふさわしいと感じたそう。今では、ガーデニングに熱中しているとのことです。


細部まで打合せを重ね、丁寧な手仕事でつくった家。“Kさんらしさ”を生かし、家族に合わせてデザインした、心地いいナチュラルスタイルです。「つくり手の愛を感じながら、長く大切に住み続けたいですね」と、長年の夢を形にしたKさんは、そう語ってくれました。


MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども2
建築面積/58.53
1 54.76㎡、2 53.31㎡、ポーチ5.2㎡)
延床面積/113.27
敷地面積/111.04
施工/Ideal Home(株式会社ウエストビルド)


Ideal Home/株式会社ウエストビルド

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