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カフェみたいな家を建てるためのアイデア~プランニング・間取り編~



家づくりの基礎知識

2022.9.21

家を建てるとき、多くの方がお手本にするのがカフェの雰囲気。気持ちがほっとやすらぐような居心地のよさやセンスよくコーディネートされた内装など、住まいに応用できる要素がたくさん詰まっているのが理由です。そこで、カフェスタイルの家を建てるために押さえておくべきポイントをご紹介。1回目はプランニング・間取り編です。


そのほかの家づくりの基礎知識の記事は、こちらより。


オープンな間取りで動きやすい家事動線に


間仕切り壁が少ないオープンな間取りにすれば、リビングやダイニング、キッチンなどそれぞれの雰囲気の違いが見渡せてカフェのように。プライベートルーム以外は、アールの下がり壁でゆるやかに区切ったり、大きな布でやんわりと空間を仕切るのも、光に変化が出ておすすめ。ドアの開閉が減ると、家事をするにも動きやすいです。


”非日常”を感じられるよう、フロアに高低差をつける


空間に非日常感を出すには、フロアに高低差をつけるのもアリ。キッチンを一段下げればカウンターやダイニングにいる家族と目線が合うし、ソファまわりを下げると落ち着いたくつろぎ空間に。2階に行く途中にスキップフロアのダイニングを設ければ、まるでステージのようです。床下の配管や断熱については施工会社に相談を。


店舗の内装でも使われる内窓も効果的


室内の間仕切り壁に内窓をつければ、空間を広く明るく見せる効果が。レトロな型ガラスや色ガラスなどでインテリアに合わせるのもいいし、透明ガラスの窓なら壁の向こうの家族の姿も見えます。常に客席全体に気をくばるカフェ方式で、光の透過もきれい。壁を作らず、ガラスの建具を間仕切り代わりにするのも素敵でしょう。


テラスや土間を広くとり、オープンカフェのような雰囲気に


たたきを広くとったり、リビングの掃き出し窓の内側に土間を設けるなど、半屋外な空間をつくると日常をちょっと離れた使い方ができそう。床もタイル、古材などLDと変化をつけても。お気に入りの椅子や大きなグリーンも似合います。また、窓の外にテラスやデッキを設けてオーニングをつければ、オープンカフェのように。


ショーウィンドー風の大きな窓を取り入れるもアリ!


腰高の引き違い窓を整然と並べると、明るさは確保できますが、普通っぽい印象です。床に近く位置や天井際の高い位置に横長の窓を並べたり、ショーウインドーのような大きな窓を設けたりと、配置や大きさに遊び心を入れてみましょう。住宅の居室には採光や換気の決まりごとがあるので、施工会社に相談してみて。


この記事は、『30代夫婦が建てた ナチュラル&カフェみたいな家』より抜粋しています。


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