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対面キッチンから壁づけタイプに改装して広いLDKを実現【北海道】

リノベーション施工実例

2022.10.20

結婚以来社宅暮らしを続けてきた佐藤さん家族。娘さんの受験を機に、マンションを買って腰を据えることを決意しました。選んだのは、築22年の4LDKのマンション。白を基調にしたドールハウスのような家へとリノベーションしました。



この記事はリノベーションでかなえる カッコよくすっきり暮らせる家より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。


【佐藤さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/22年
間取り/4LDK→3LDK+アトリエ
延べ床面積/88.34㎡ 
物件購入価格/1920万円
リノベーション費用/970万円(DIY含む)
リノベーション面積/88.34㎡
施工/RENOVES


間取りの変更アイデア


主なリノベーション箇所は間取りの変更のほか、和室の一部をアトリエに作り替え、アトリエにガラス窓付きの壁を造作、キッチン・リビング・アトリエ・廊下・サニタリーの床をクッションフロアに張り替え、サニタリーの洗面台作り替え、トイレの入れ替えなど。


白を基調にしたシャビーシックな空間にリノベーション


天井板を抜き、白くペイント。壁はパーフェクトウォールを自分で塗りました。

リビングは壁面にテレビボード兼収納を作り、日用品や学校のプリント入れに。


 わが家は転勤族で、結婚以来社宅で暮らしてきました。でも2年前、長女が高校受験を控えたことで、札幌で中古マンションを買って腰を据えることに決めたんです。中古マンションにしたのは、リノベーションで好みの部屋をつくってみたかったし、予算内に収まるから。場所は、次女の学校の学区内に決めていました。そこは自然環境と交通の便のよさで人気のエリア。物件が出るとすぐに売れてしまうので、リノベーション会社にも物件探しを手伝ってもらい、今のマンションを紹介してもらったんです。バス停が近くにあり、通勤、通学にはうってつけ。日当たりもいい角部屋なので、内見に行ったその場で購入を決めました。
 希望したのは、白を基調にしたシャビ―シックな空間と明るく広いキッチン、和足のアトリエがほしいという、大きくはこの3点でした。ミニチュア作家をしているので、製作に集中できるアトリエは、絶対に欲しかったんです。


10回におよぶ打ち合わせのおかげで
念願のアトリエを手に入れ、収納不足も解決しました


アトリエは内窓入れに。リビングドアは数センチLD側に移動。

アトリエ内のヘリンボーン柄の床は「サンゲツ」のフロアタイルWD-316。作品製作に没頭できる空間に。

透明のガラス窓入りドアは、海外のもののようにとドアノブにもこだわり、工務店にオーダー。


清潔感のあるタイルのおかげで明るく気持ちいいキッチンに


システムキッチンは「タカラスタンダード」のエーデルのホワイト。

表面に波打つ手作り感あるタイルは「名古屋モザイク工業」のFIS-D110フィッシェ。


 リノベーション会社との打ち合わせを10回重ね、独立型キッチンを壊して元ダイニングの壁側に作り直して、和室をアトリエとリビングに分けて広いLDKをつくることにしました。問題は収納不足をどう解決するか。アトリエを設けたことで、収納が足りなくなったんです。解決策がリビングの壁1面に大型キャビネットを作ること。海外の家で目にするスタイルです。
 実は、私にも施工を手伝わせてほしいと頼みました。ふだんはミニチュアばかりなので、リアルサイズの部屋づくりに挑戦したくて。壁の漆喰塗りと建具の塗装をさせてもらうことに。朝から暗くなるまで何日も塗っていました。大変だったけど、わが家への愛着はよりいっそう。ほかにも、子ども部屋のドアは私がリメイク、寝室のクロゼットの扉をカーテンにすることでコストカットにも成功。明るい広くなったキッチンでは料理が楽しくて。夫も娘たちも居心地満点だねってリビングでくつろいでいます。


玄関脇の娘の部屋まで続く細長い廊下。サニタリーの入り口や物入れに丈の長いカーテンをつけ海外の雰囲気に。

タイルは「名古屋モザイク工業」のプリントモザイクNM-45。床は「サンゲツ」のクッションフロアで、鏡は「サラグレース」の品です。


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