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「G-PLAN」のテーブルや「ハンス・J・ウェグナー」のソファが映えるリノベマンション【後半】

リノベーション施工実例

2022.11.28

日本を代表する建築家・遠藤剛生氏の手がけたマンションが売りに出ていたことを知り、すぐに契約したというNさん。これまで集めてきたヴィンテージ家具が似合うよう、シンプルな内装にリノベーション。DIYを駆使しながら、愛着のわくの住まいに生まれ変わりました。


この記事の前半はこちらより。
この記事は
リノベーションでつくる ヴィンテージスタイルの家より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。


「ハンス・J・ウェグナー」のソファがリビングの主役。リビングドアは色だけ塗り替えました。このドアを開けると、廊下と玄関です。


窓を造作して明るさを確保


暗かった玄関廊下の壁には、150×30cmの窓を造作。無垢の床やベージュのタイルのたたきで、グンと明るくなりました。

漆喰は「イケダコーポレーション」のカルクウォール25kg缶を6個購入。LDK、玄関、廊下を家族で塗りました。


書棚風壁紙のおかげでトイレに奥行き感がアップ


トイレと風呂は奈良県の「メンフィスホーム」に依頼。壁紙は「デボラバウネス」。


イタリアのシンクはすっきりしていて実用的


主人が建築金物卸売会社に勤めているため、シンクはイタリアのメーカー「CATALANO」のB品を施主支給することでコストダウン。


コストを抑えるため、壁の漆喰塗りは自分たちで施工
家づくりの思い出もできました


 リノベーションするにあたって、限られた予算のなかでいかにコストを削るか、アドバイスをもらいながら、さまざまな工夫をしました。各部屋のドアはレトロなたたずまいが好きなので残す、洋室は床だけ張り替えるなど、ポイントを決めて取捨選択。安い床材をネットで探して施主支給したり、ふすまの張り替えは一部、自分でするなど、労力も惜しみませんでした。
 今でも忘れられないのは壁の漆喰は、自分たちで塗ろう!と、引き渡し後に住みながら作業を強引したこと。1か月もの間、靴を履いたままごはんを食べたのも、今では笑い話になっています。おかげで私たちらしい等身大の住まいが完成。ずっと住みつづけたい家になりました。


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