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柱や梁をエイジングして古民家のような趣を感じる注文住宅に(前半)

新築施工事例

2023.1.30

〈Kさんの家〉
古民家カフェが好きで、最初は中古住宅を買ってリノベーションしようと考えていたKさん。でも住宅の安全性から新築を選び、木を生かしたカフェのような家を建てることに。漆喰壁や木の梁にこだわって、古民家のような雰囲気に仕上がりました。


この記事は『30代夫婦が建てたナチュラルな家 家時間にこだわる人の住まい15軒より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより


エイジング加工した梁や
コテ跡を生かした塗り壁のおかげで
大好きな古民家カフェのような空間に


すべてを漆喰にせず、ダイニングの一部は板壁に。漆喰とのバランスがよく、木のぬくもりも強調されます。

カウンターテーブルでは軽食やお茶を楽しむことも。子どもの入学後は、勉強する場所としても活用予定。


マガジンラックを造作してカフェっぽさをアップ


キッチンは「ウッドワン」のNZ20。お気に入りの洋書を飾れるマガジンラックを流し台の横に造作しました。


キッチン→パントリー→サニタリーへとつながる間取り


キッチンのバックカウンターはオーク材で造作。壁掛け棚はチェッカーガラスの扉をつけ、ほど良く目隠し。


サニタリーはつややかなブルーでさわやかな気分に


キッチン横にはパントリー。その先にサニタリーがあるので、料理と洗濯を同時進行しやすくて。

サニタリーは柄物の壁紙や床材を採用し、明るい空間に。洗濯物をたためるよう、洗面台を広くとりました。


木にもっと味わいがまして
古民家として家が育っていくのが楽しみです


 古民家カフェが好きだから、家を建てるとなったとき、最初は古民家をリノベーションしようかとも考えていたんです。でも、子どもも小さいし、住宅の安全性を考えたら新築のほうがよさそうとなって。どうせ建てるならカフェのような家にしようと、木を生かしたナチュラルな家が得意な「アットナチュレ」に、お願いすることにしました。
 こだわったのは、木の梁や柱。少しエイジング加工して、古い味わいに。空間を明るく照らす真っ白な漆喰壁に、古めかしさを帯びた木が映え、古民家っぽい雰囲気に仕上がりました。無垢の床は素足で歩いても気持ちがよくて。前のアパートでは窮屈そうにしていた子どもも、この家では遠慮なく走りまわっています。
 時がたち、木にもっと味わいが増して、文字どおり古民家としてこの家が育っていくのが楽しみ。だから子どもがちょっと床や柱を傷つけてしまっても、これもわが家の歴史かなとおおらかな気持ちでいられるんです。


MY HOME DATE
竣工年月/ 2020年11月
マイホーム取得年齢/夫29歳、妻34歳
家族構成/夫婦+子ども1人
建物価格/約2090万円
延べ床面積/ 124.03m² (37.51坪 ) ( 1/ 63.76m² 2/ 60.27m² )
構造・工法/2階建て ( 2×4工法)
設計/株式会社アットナチュレ
坪単価/約63.8万円
☎049-227-3331
埼玉県坂戸市山田町12-4


この記事の後半は1月31日11時公開予定


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