【新築施工実例】寝室に手洗い場を設置した結果、子どもの歯みがき習慣化に成功!
2023.2.16
〈Nさんの家〉
家業の工務店を引き継ぐというご主人が、自ら設計したNさん邸。‟素材を楽しむ”をテーマに、木材はすべて地元の奈良県産のものを使用しました。くわえて、ダイニングテーブルや収納棚はご主人の手作り。Nさん夫婦の理想がたっぷりつまった住まいをご覧ください。
この記事の前半はこちらより
この記事は『30代やりくり上手な夫婦が建てたナチュラルで心地のいい家』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより
キッチンは設備から装飾まで細かくこだわったぶん
テレビ台や収納棚は手作りして予算配分を考えました

コンロ脇の壁面にも「増田煉瓦」のレンガをあしらって。キッチンのアクセントになって気に入っています。
食器棚は「unico」のストラーダ

「unico」のストラーダというシリーズを組み合わせて、食器棚兼バックカウンターに。収納量があって、キッチンをすっきりできました。

壁面はちょっとレトロ感のあるタイル張りに。「ニッタイ工業」のランドマークLM-5。
テレビ棚も収納棚もDIY

家具は「こんなデザインが欲しい」と絵を描いて主人にリクエスト。テレビ台はパイン材で土台を作り、扉は2階の床材の余った杉を使用。

書類などを入れる棚はパイン材で手作り。どちらも、リボス自然塗料のカルデットで着色。
寝室に手洗いシンクを設置

2階にある12畳の寝室の一角に手洗いカウンターを設けました。子どもが歯磨きしたり、顔を洗ったりするのにすぐ使えて便利。

造作のオープン収納棚には、本や日用品を。まだ進化中で、これから手を加える予定。

外壁材はスイス漆喰カルクウォールと杉材を組み合わせました。歴史ある地元の街並みになじむように計画。
ダイニングテーブルやテーブルは主人の手作り
雰囲気もぴったりで出費もぐんと抑えられて
主人が先導してプランニングしてくれるなか、私が譲れなかったのはキッチン。憧れていたインテリアショップの「unico」のキャビネットをどうしても入れたくて。それをもとにキッチンのサイズを決めたり、カフェの厨房のような流し台を選びました。
いっぽうで、欲しかった家具はしばらくがまんすることに。「家具に何十万円もかけるより、好きなデザインで手作りする方がいい」と、ダイニングテーブルやテレビ台、ベンチなどは主人が手作りしてくれました。家の雰囲気にもぴったりだし、出費もぐんと抑えられました。
2階はまだ作業途中。寝室も書斎も、シンプルなカウンターや棚を造り付けただけで、あとは住みながら手を加えていく予定です。
主人のこだわりである自然素材をふんだんに使った家の住み心地は、想像以上に快適。この家がモデルとなって、多くの方の参考になればいいなと思っています。
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