• TOP
  • 家づくり
  • 【憧れの終の棲家】1LDKでコンパクトだけどのびのび暮せる間取りの規格住宅(石川県)

【憧れの終の棲家】1LDKでコンパクトだけどのびのび暮せる間取りの規格住宅(石川県)

新築施工事例

2023.4.15


働き盛りの今だけでなく
年齢を重ねた老後にも
自然をそばに感じながら
毎日を幸せにすごせる家を建てたい
 〈Nさんの家〉


海外テイストの家に関心があったNさんご夫妻。Web検索で見つけたのが、地元・石川県の工務店ヤマダタッケンでした。さっそく、金沢市四十万にあるモデルホームを見学。家のデザインはもちろん、親しみやすく頼りになるスタッフがそろう同社の雰囲気も気に入って、家づくりを依頼することに決めました。


Nさんの思い描いていた理想のマイホームは、夫婦で多忙な日々を送る中でもスローライフを楽しめる家。木のぬくもりにあふれ、洗練された空間よりも経年変化を味わいをながら自分達と共に歳を重ねていけることを重視していました。そんな思いと共鳴し選んだのが、ヤマダタッケンの規格住宅「ホームリーコテージ」。イギリス人が持つ家づくりの考え方を取り入れたというこのプランをもとに作り上げたNさんの家を、外観から見せていただきましょう!


MY HOME DATA
家族構成/夫婦
建物/新築戸建て
延べ床面積/ 71.93㎡(21.72坪)

施工会社/株式会社ヤマダタッケン


家事がラクで外との距離も近い平屋に
カバードポーチに座って
のんびりくつろぐのが夢です


外壁は正面のみ板張りにし、Sto塗り壁で仕上げています。「経年変化で塗り壁がグレーがかるのがとても楽しみ」とNさん。玄関ドアは黒色のステイン仕上げでシックに。

広い空間を眺めながら、のんびりと過ごせるカバードポーチ。右手の窓の向こうはリビングです。

アイアンのブラケットと蚊取り線香(写真上)や、玄関ポスト(写真下)など、玄関周りのパーツも板張りの雰囲気に似合うものをセレクト。

裏手の扉は、プライベートガーデンにつながります。

プライベートガーデンからの眺め。雄大な自然と共にあるスローな暮らしを実現しました。


ヤマダタッケンが提案する規格住宅「ホームリーコテージ」のコンセプトは「イギリスの人達の考え方を取り入れ、心地よく寛げる室内空間にこだわった暮らし方を大切にしたHome」。イギリスの人達は、家の広さよりも管理がし易く、住む人の個性を感じられる家に価値を持っているそう。そんな“ホームリー”な感覚を大切にしたプランです。正面にはカバードポーチ、後ろにはプライベートガーデンがあり、室内と屋外の繋がりを意識したつくりになっているのです。


お次は、室内をLDKから順に見せていただきました。


LDKは勾配天井にして
高窓から降り注ぐ光で明るく
開放感のある空間


リビングの上部には程よい広さの吹き抜けが。インテリアはソファを主役にしてコーディネートの打ち合わせを行いました。家具や壁の色味、ファブリックの柄などが見事に調和した空間です。

壁や建具はマットなペイント仕上げに。室内の壁のベースは、室内水性塗料の「Hip」をで塗っています。窓際のグリーンの壁は、英国の塗料「Fallow&Ball」の「BANCHA」でペイント。全体的にぼやけないよう、黒の照明を取り入れ引き締めました。


テレビのまわりをソファで囲むようにあえて狭く見えるよう置くことで、落ち着く空間を作り出しています。一方で空間は圧迫感が出ないよう天井を高くしているのが「ホームリーコテージ」の特徴のひとつ。


リビングの壁に埋め込んだアンティークのステンドグラスがお気に入り。こちらは、ヤマダタッケン直営のインテリアショップHome decoration Tree(ホームデコレーション トゥリー)」で購入したそう。両脇にもステンドグラスのブラケットを配置。

リビングの一角に造作した棚の背板には、「Fallow&Ball」の花柄×グレーの壁紙(BP1808)を張って。

LDKはひと続きで動きやすい間取り。床の無垢オーク材は、ホームリーコテージの標準仕様。深みのある色味が魅力です。


家事動線をコンパクトにまとめた
L型キッチン
庭を眺めながら料理したくて


無垢のパイン材のキッチンは、ホームリーコテージの標準仕様「WOODONE」のもの。Nさんの好みの色でペイント仕上げに。パーツ類は施主支給品だそう。

各部屋に似合う照明選びにこだわったNさん。ダイニングキッチンに吊るしたステンドグラスのシェードも目を楽しませてくれます。

大きな格子窓からの視界も広々。「キッチンから窓越しに見えるのどかな景色に心が安らぎます」

キッチンの壁の一部は、「Fallow & Ball」の「CITRON」でペイント。


奥様のお好きなグリーンとイエローを差し色として、リビング・キッチンの一面それぞれに塗装。家具や雑貨でもさりげなく差し色として取り入れ、室内のアクセントになっています。


サニタリーはシックに
室内干しできる設備も完備


オーバル型の大きめのミラーはアンティーク。落ち着いた色味の洗面台は海外から直輸入したものだそう。


ロフトスペースは
ご主人のホビールームとして


ロフトはご主人の趣味部屋に。天井が低く、秘密基地のような落ち着く空間です。

来客が泊まれるベッドスペースも兼ねています。


2階の寝室の壁も
癒やし効果の高いグリーンに


壁は「Fallow & Ball」の「Lichen」でペイント。 Lichenとは“岩や木につく苔”という意味。くすんだ黄味の緑が、安らぎの空間を演出しています。


この家の完成後、居心地が良すぎて早くわが家に帰りたいと感じるようになったというNさん。「外食が減り、家族でゆっくり過ごす時間が増えました。ご近所の方から素敵な家だと声を掛けられるのも嬉しくて。いい家だねと夫婦で言い合っているんですよ」。そんなふうに、ご夫婦の話題も時間も自然とふえました。忙しい日々の疲れも優しく癒してくれる、特別なマイホームです。


株式会社ヤマダタッケン

今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line