いくらのしょうゆ漬け

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2020.11.5

 みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。


 私は小さなころから大のいくら好きなので、いま時期スーパーに並ぶ「生筋子(これをほぐしていくらにします)」を見るとわくわくします。たっぷりとごはんにかけて豪快にいただくのが至福の時間です。小さなころは母や祖母が保蔵容器いっぱいに漬けてくれていたいくら。大人になってからもずっと毎年必ずこの時期に食べるお楽しみの味です。どうぞ最後までお楽しみくださいね。



【いくらのしょうゆ漬け】


・材料 生筋子:200g、漬け汁(酒:大さじ3、みりん:大さじ1、砂糖:大さじ1/2、塩:小さじ1、しょうゆ:大さじ2) 生筋子を洗う時に使う塩:大さじ2を別に用意してください



・つくり方
1、ボウルに40度くらいのぬるま湯に塩大さじ1を入れ、生筋子を入れてほぐします。手早く筋(皮)を外してばらばらに。いったんぬるま湯を捨て新しくぬるま湯と塩を入れて細かい皮や筋を取り除きます。



2、ぬるま湯を数回替えながら、きれいになるまで手早く洗います。



3、きれいにほぐれたら、ざるにあけて水気を切っておきましょう



4、鍋に漬け汁用のお酒とみりんを入れ、火にかけてアルコールを飛ばします。アルコールが飛んだら火を消します。



5、すぐにしょうゆと塩と砂糖を入れて、しっかり溶かします。



6、漬け汁が冷めたら、保存容器にほぐしたいくらと漬け汁を入れて冷蔵庫へ。一日経てば美味しく食べられます。



 ふつうに売っているいくらは全く食べない夫も、しょうゆ漬けにした自家製いくらは喜んで食べてくれます。夫にとっても、小さなころからお義母さんが作ってくれていたいま時期のお楽しみ。うま家の子どもたちにとっても、いつかいくらのしょうゆ漬けが「いま時期のお楽しみ」になってくれるかな?



味見は作った人の特権!


さて、次は何を作ろう?


 


 


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馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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