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おすすめエコ大掃除(1)キッチンシンクの掃除は重曹とクエン酸でピカピカに

年末特集 おすすめ収納&大掃除

2020.12.2

シンクの汚れは、酸性とアルカリ性の2種類。
重曹とクエン酸のダブル使いで中和して落としましょう


汚れを乳化して水に流す合成洗剤に対して、エコ洗剤は"汚れを中和" して落とします。たとえば、食器やガス台についた油は酸性の汚れ。これはアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダで中和します。また、シンクにつく水アカや石けんカスはアルカリ性なので、酸性の酢やクエン酸で中和して落とします。


シンクについた油脂汚れは重曹でオフ。
お酢を加えると泡が立って化学の実験気分!
(水野麻子さん)


シンクの表面をキズつけず、汚れをきれいに除去。カレーやナポリタンの油分もスルリと落とすからツルツルに。

わが家は水筒を重曹入れにしています。

ふりかけ入れのような、振り出しタイプの容器に重曹を詰め替えると便利。


 ふだんのシンクの手入れは、夕食の片づけが終わったあと、重曹を振りかけてアクリルたわしでこするだけ。研磨作用でシンクが新品同様になります。


 ニオイや水アカが気になる排水口は、月に1度、重曹と酢を使ってクリーニング。重曹は油脂汚れに、酢は石けんカスやぬめりに強いうえ、合わせると気泡が立って汚れをはがします。手の届かない排水管の奥まできれいになるんです。


【泡が汚れに絡みついてぬめりやニオイの元を落とします】


 ゴミ受けをはずし、排水管とトラップ(かぶせ部分)に約半カップの重曹を振りかけます。

 酢1カップを弱火で40度くらいに温めます。熱しすぎると発泡の時間が短くなるので注意して。

 温めた酢を排水口にまいた重曹にゆっくりと回しかけて。注いだ瞬間、泡が立ちはじめます。

 泡になることで重曹と酢の成分が排水管に密着し、洗浄力がアップ。気泡は炭酸ガスで、人体に害はありません。

 30分以上おき、ボウルいっぱいの水を勢いよく流します。ひと晩おいて翌朝すすいでもOK。


コーヒー入り重曹クレンザーで
排水口まわりの汚れをかき出して
(山本瑠実さん)


 重曹とコーヒーかすを1:1、水を少量用意。

 重曹とコーヒーかすを混ぜ、水を加えてペースト状に。

 をクレンザー代わりに使うと排水口まわりがピカピカになります。


 排水口の継ぎ目は汚れが詰まりがちな部分。歯ブラシの毛先もなかなか届きません。そこで、重曹とコーヒーかすを合わせ、水で溶いて作ったペーストをクレンザー代わりに使います。コーヒーかすが汚れをかき出し、重曹がピカピカにしてくれます。ニオイ取りの役目も果たし一石二鳥。


*年末特集 おすすめ収納&大掃除のほかの記事は、こちらから


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