リサイクルショップ通いで宝探し(後編)
2020.8.12
庄司まどかさんのときめく習慣
リサイクルショップに行くようになって
不具合のあるものも修理して大切に使う習慣が身につきました

取っ手の片側が取れたまま売られていたバスケットは、針金を通してぐるぐる固定したら簡単に修理できました。

復活後はルーター入れとして活躍。

がたついて閉まらなかった桐たんすの引き出し。助言のとおり日陰で1週間干すと開閉がスムーズに。

調べたら桐は湿気を吸うとすべりが悪くなるそう。

テニス部の娘はしょっちゅう靴下に穴をあけます。5足ぐらいたまったら私のところへ。わが家では「靴下の穴は繕ってはく」のが当たり前です。

裁縫道具入れもリサイクル品。
昭和生まれの私は、昔ながらの日用品を見ているとなんだか懐かしい気持ちになります。思えば、うちの母は何でも取っておく人だったよね~なんて思い出がよみがえってきて――。靴下が破れたら5回は繕ってはく、なんていう習慣も母の影響です。よく行くリサイクルショップでは、壊れてそのままでは使えないものが格安で売られていることがあります。取っ手がはずれたバスケットも「自分で直してみよう」ってチャレンジしたら、意外とうまくいって得した気分。自分で修理したものは、手をかけたぶん愛おしく感じます。
衝動買いしてしまった桐のたんすは、引き出しのすべりが悪く、知り合いに聞いたら「日陰でしばらく干しておくといいよ」って教えてくれて。やってみたら本当にスッと入るようになって目からウロコ。今は使い捨ての時代だけど、こうやってものを大切に使う習慣は、子どもたちも身につけてほしいなと思います。ふだんの暮らしのなかで、伝えていきたいものです。

サーバーでコーヒーをいれてみると、普通においしい! 朝一番にひとりで飲むコーヒーはインスタントだったけど、今後は毎日これを使いたいな。

新入りのかごは新聞入れに。こうして家のあちこちで使いみちを考えるのも楽しいんです。

この丸椅子もリサイクルショップのもの。古い家具には裏に自分の名前が書いてあることも。

桐たんすの上下をバラして、片方はテレビ台として利用しています。ソフアはリサイクルアプリで、これまた格安で手に入れたもの。
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