母から受け継ぐ暮らしの習慣(前編)

2020.8.12

萩原清美さんのときめく習慣


週に1 度は床を水拭きしてシーツは定期的にパリッとのりづけ
母から受け継いで続けている習慣です


カーテンは手作り。リネンはクタッとなっても、洗うとパリッと張りが戻るのが好きで、月に1度は洗濯します。

シーツは少なくても2週に1度は洗ってのりづけします。

ガラス棚を磨いたり、ホコリを取ったりするぞうきんは「IKEA」のクロス。半分に切って縫って使います。

床の水拭きには「コーナン」のモップを愛用。しっかりと汚れが落ちます。

洗面のシンクだけはいつもピカピカじゃないと嫌。床は髪の毛が落ちるから、毎朝ほうきでさっと掃きます。


 


 みなさんは、何か嫌なことがあったときや落ち込んだときって、どうしていますか? 私の場合は、大好きな家でのんびりするのが何よりの良薬です。サッパリ整えた空気のいい部屋でくつろいだり、のりを効かせたシーツをかけたふとんで眠るだけで「まぁいいか~」って気持ちがほぐれちゃう。本当は面倒くさがりだけど、その「まぁいいか~」のために、面倒ごとは先まわりして片づけることを習慣にしています。


 たとえば、朝起きたら顔を洗うついでに洗面所のシンクを磨いてトイレ掃除を。主な部屋は毎日掃除機をかけるけど、定期的に水拭きもしたくて週に1度はモップでぞうきんがけします。晴れた日はシーツを洗ってパリッとのりづけを。ふだんの家事以外にもこれらを習慣にすることで、日々ごきげんでいられるんです。


 考えてみたら、これって母もやっていたこと。子どものころは気づかなかったけど、この「ほんのひと手間の習慣」が私の土台をつくってくれた気がします。


 


家の中には好きなものしか置かないのがマイルール。家具のほとんどは亡き夫の手作りです。家を大切にするのはそれも理由なんです。


*後編に続きます


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