母から受け継ぐ暮らしの習慣(後編)



2020.8.12

*前編はこちらから


萩原清美さんのときめく習慣


掃除が済んだらコーヒーを飲んであとはひたすらミシン仕事
この習慣が暮らしにいいリズムをもたらしてくれています


 


6畳のアトリエですごす2時間は私にとって癒やし。作業中は散らかるけど、終わったら片づけてすっきりとした状態に戻します。

手芸は小学生のころ、母の見よう見真似で始めました。高校生のときにはコートを作ったことも。

最近作ったコースターは、ちょっと大判で厚みをもたせたのがこだわり。

うちの洗面所は光が届かなくて暗いんです。だからせめて季節感をと、入り口にかけるカーテンをシーズンごとに作りました。

冬は暖色系でぬくもりを、夏は涼しげな白系に。


 


 今の職場は勤務時間が朝7時から昼13時まで。帰ってきたらまずは掃除と洗濯を済ませるのが日課です。ひと通り済ませたら休憩タイム。いい香りを楽しみながらていねいにコーヒーをいれ、味わって飲んでいると、自然と気持ちのスイッチが入れ替わります。


 午後はほぼ毎日、アトリエでミシンに向かうのが習慣。カーテンやコースターなど家で使うものを縫ったり、自分で使いたいバッグや財布をこしらえたり。気に入ったものはたくさん作って販売することも。手触りのいいリネンに触れてひたすら手を動かしていると、頭の中がカラッポになるし、作品が完成したときの充実感はひとしお。お気に入りの布ものに囲まれていられるのも15年来続けているこの習慣のおかげです。


 こんなふうに、毎日決まったルーティーンがあるからこそ、日々穏やかな心で暮らせている気がします。私にとって習慣とは、いつもブレない自分でいるための暮らしの基盤そのものかもしれません。


 


コーヒータイムはリビングのソファで。たまに疲れてうたた寝することがあって、そんなときは潔く習慣はお休みしちゃいます。

もう10年以上前から愛用している鈴木環さんのカップ。これって決めたらずっと使いつづけるタイプです。

週に1度は仕事帰りに花屋さんに立ち寄るのも習慣です。夏は白や青のお花を買うことが多いかな。デルフィニウムを小さな空き瓶に入れて。

白のトルコキキョウを大小1輪ずつ小瓶に。花器として使うのは、夏はガラス、冬は陶器がマイルール。

ベランダの一角に小さなガーデニングスペースを設けていて、そこにあるグリーンをちょこんと切っていけることも。

花が少なくなる冬は、実ものや枝ものを飾ります。このぽってりした陶製の瓶は、大阪の「バナナ商会」で見つけたもの。


 


 


 


 


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