本が好きな娘のためにつくった専用の本置き場

2020.8.12

娘に本を身近に感じてほしいという中嶋さおりさん。家のあちこちに本置き場を設けました。


バックカウンターの隣の棚には料理の本を。古い家具や道具となじんで、雑貨店みたいでテンションが上がります。

カラーボックスとリンゴ箱を組み合わせて本棚に。ここには『かいけつゾロリ』シリーズなど文章が多い本を。

1人掛けソファのそばの棚には、大好きなタレントの本やマンガなど趣味系の本を。

家族みんながくつろぐソファのまわりには、家族それぞれの本を置きました。本棚を兼ねたテーブルも配して。


 


わが家の生活の中心は5歳の娘。年の差兄妹で、お兄ちゃんが15歳のときに生まれたから、久しぶりの育児に途惑うことばかりで。そんな日々の疲れを癒やしてくれるのは、何といっても読書です。よしもとばななさんの『キッチン』が私の読書の原点。食べることに対するみずみずしい描写に魅せられて、それ以来、暮らしまわりや料理に関する本が心の栄養になりました。あいた時間にちょっと読書できるよう、本は目的ごとに分散収納。たとえば、鍋を火にかけながらダイニングテーブルで息抜きに読むライフスタイル誌は、カウンターの前に。好きな料理研究家の本は、キッチンの棚に並べ、夕飯の参考にしています。娘にも本を身近に感じてほしくて、リビングに専用の本棚を作ってあげました。そのおかげか、気に入った本を繰り返し読み、自然と文字を覚えたみたい。最近は、独特の物言いで大人たちを驚かせることもあるんです。その成長ぶりをうれしく思います。


 


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