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蜜ろうラップで使い捨て生活を見直して、環境にやさしいサスティナブルな暮らしを! 

Comehome!

2021.1.18

プラスチックによる環境破壊や
人体への影響が社会問題化してきた今、地球をなるべく汚さないよう
暮らし方を見直すいいタイミングかもしれません。
私たちがすぐにできることといえば
日々のなかでできる小さな“エコな工夫” を積み重ねていくこと。
そんな取り組みを始めている山田留美子さんにお話をうかがいました。


自然素材の蜜ろうラップは、食材にも地球にもやさしい!


布に蜜ろうをしみ込ませて作る蜜ろうラップ。器に当ててギュッと押さえると手のぬくもりで蜜ろうがやわらかくなり、器の口に沿って形が整います。

蜜ろうには保湿性、抗菌性があるから野菜の鮮度も保たれるんです。何の野菜を包んだかマステでメモを貼って。

使ったら水洗いして自然乾燥を。市販のラップと違い、繰り返し使えます。家事の終わりに手入れするのが日課。

自分の使いやすいサイズに作れるのも蜜ろうラップのいいところ。

小さいサイズは、折り目をつけてお弁当カップとしても使っています。油ものには向きませんが、フルーツや野菜などを詰めるのにぴったりです。


蜜ろうラップの作り方


■材料
好みの布
蜜ろうワックス…10g
ココナッツオイルかホホバオイル…3g
樹脂(松やに)…8g


■用意するもの
アイロン
アイロン台
オーブンシート
新聞紙など



①蜜ろうワックス、ココナッツオイルかホホバオイル、松やにを瓶に入れ、湯煎で溶かして。

②アイロン台に新聞紙、オーブンシートの順に広げ、その上で布の裏面に①を塗ります。

③布にオーブンシートをかぶせ、アイロンを当てて布に蜜ろうをしみ込ませます。

④全体にしみ込んだら、オーブンシートからはずします。時間をおくとくっつくので注意。

⑤端ぎれを活用できるからムダがありません。お気に入りの柄だと使うたびにうれしくて。


 妊娠中にハーブティーを飲んで、癒やし効果を実感した私。ハーブやアロマキャンドル、地球にやさしい暮らしなどに興味がわき、学びを深めるなかで知ったのが蜜ろうラップでした。蜜ろうはミツバチが巣を作るときに分泌するろうのことで、抗菌作用に優れた天然材料なんです。安全だし繰り返し使えてエコと知り、さっそく作りました。
 実際に使うようになると、市販のラップ使用量がぐんと減って。温めには向かないから、電子レンジで温めるときは、お皿やシリコンラップをのせて対応。いかに今まで無意識のうちにラップを使い捨てしていたかということに気がつきました。これを機に、プラスチックが環境や生物へ与える影響、地球の未来に目が向くように。危機感も覚えて、日々の暮らしでできることを実践しはじめたんです。
 まずはエコバッグと水筒の持参を徹底。それだけでもレジ袋削減につながり、出先でムダにペットボトルを買わずに済むようになりました。


 


 


 


 


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