会話がはずむアシンメトリーなソファ RF1903 The Sideways Sofa
2021.3.6
カール・ハンセン&サン社から発表される、アシンメトリーなフォルムが印象的なRF1903 サイドウェイ・ソファ。クラシックの⾵格とモダンなフォルムが融合したソファです。デザインは、デンマーク⼈デザイナー リッケ・フロスト。斜め向かいに座ることで⾃然と会話が始まるソファです。
110 年以上に渡り、クラフトマンシップの伝統を守り続けるカール・ハンセン&サン社。世界の名⽴たるデザイナーとのユニークな協働と斬新な家具を製作しています。そのカール・ハンセン&サン社が新たに取り組んだのが才能溢れるデンマーク⼈デザイナー リッケ・フロストとの協働。モダンな形状表現と伝統的な職⼈技巧に裏付けされたソファを⽣み出しました。デニッシュモダンの伝統を継承するにふさわしいデザインです。
「リッケ・フロストは確固たる信念をもつデザイナーです。このサイドウェイ・ソファも、これまでにない新しさを持つと同時に、妥協のないクラフトマンシップと細部に⾄るまで熟考された意匠が⾒事に融合した製品となっています。これは、カール・ハンセン&サンの基盤にも通じることです。この優れたデザインが弊社のコレクションに加わることを歓迎すると共に⼤きな期待を寄せています。」(カール・ハンセン&サン社CEO、クヌッド・エリック・ハンセン談)
⽊材、ペーパーコードという伝統的な素材とモダンなフォルムが融合するサイドウェイ・ソファ。そのアシンメトリーな形状は明確なデザインコンセプトを表しています。「コミュケーション⽅法がタブレットなどデジタル機器に頼る場⾯が多くなっている昨今、私はあえて向かい合って⼈と⼈に⾃然に会話が⽣まれるようなソファを創りたいと思いました。多くのソファは並列して座るため相⼿と向かい合うことはありません。そこで、私は横向きに座り相⼿と斜に対⾯することができるソファを考えました。こうすることで会話がより⾃然に始まり、はずむのではと考えました。」と、リッケ・フロストはソファの形状の由来を説明します。
RF1903 サイドウェイ・ソファを構成するのは、曲げ⽊加⼯の背板とオーガニックなフォルムの⼆⼈掛けのシート。相⼿と斜めに対⾯するような形状が会話をはずませます。⼈を招き⼊れるような開放的な低めの背を構築しているのは、無垢の⽊材とペーパーコード。ソファをより軽快なものにしています。そして背と座に施された張り加⼯が⾄極のコンフォートを創り出しています。
「このアシンメトリーなフォルムで、リッケ・フロストは⼈と⼈をリンクし、会話をはずませるというこれまでになかったソファの新しいあり⽅を提⽰することに成功しています。明解なラインをもつソファですが、同時に⼈を引き寄せるソフトな美しさをもっています。これが⼈々に⻑い時間くつろぎたいと思わせるのです。美しさと機能が融合する家具をラインアップするカール・ハンセン&サンのコレクションにふさわしいソファだと思っています。」(前述クヌッド・エリック・ハンセン談)。
このソファの試作品は、デンマークの国営放送DR(Danmarks Raido)で放送された家具デザインを競うリアリティ番組「Danmarks næste klassiker(次世代のデニッシュ・クラシック)」に参加したリッケ・フロストが番組内で製作したもの。このカテゴリーでこのソファは最優勝賞に輝いています。ソファはその後さらに⼿直しが加えられ、細部がより洗練されています。張り加⼯、背もたれ、無垢材の脚、素材、機能、そしてフォルムとあらゆる要素が美しく調和する⾼い完成度を誇るソファに仕上がっています。

RF1903 サイドウェイ・ソファの素材はオーク材またはウォルナット材、仕上げは多種。張地はファブリック、背の裏にはペーパーコードが施してあります。サイズは、⾼さ74㎝、⻑さ197㎝、奥⾏き104㎝(最⼤部分)、座⾯の⾼さ41㎝。参考⼩売価格は677,000円(税別)から。
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