ひなまつりの準備

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2021.2.25

 みなさんこんにちは。馬狩まどかです。
 1月、2月と過ぎ去るのが早いですね。少し前までお正月だったような気がしますが、節分が過ぎ、バレンタインが過ぎると次は桃の節句「ひなまつり」。
 我が家は二人とも女の子ということもあって、赤ちゃんの頃の初節句から毎年欠かさずにお祝いをしています。
 雛人形は、女の子ひとりにひとつ、とよく言われますが、私は祖父母が準備してくれた七段飾りをずっと大事にしたくて、私のひな人形を娘たちにと引き継いでいます。雛人形を飾るのはなかなかの作業。でも、私も幼いころから母と一緒に飾った記憶が鮮明に残っているので、娘たちと一緒に準備をします。



 どの段に何を置くか、お人形の役割は何か、色んなことを話しながら飾りつけが進みます。



 雛人形を飾ったら、毎晩ぼんぼりに灯りをともしながら33日を待ちます。
 今日は、ひなまつりのごちそう「笹寿司」と「桜餅」今までの写真で紹介させていただきますね。


【笹寿司】


 笹寿司は夫のお母さんがお祭りなどのお祝いごとに作ってくれていて、お嫁に来てから作り方を教えてもらいました。Come home!vol.59に詳しいつくり方を紹介させていただいているので簡単に説明しますね。


・材料
○クマイザサ(ずっとクマザサと思っていたのですが、「クマイザサ」が正解なんですって。しっかり成長したものは葉が9枚(クマイ)つくのだとか)新芽のころに摘んでおいて消毒して冷凍しておきます
○酢飯:4人分で3合。酢飯ってどんどん食べられるので、我が家は多めの4合!
○お好みの具:お刺身でもいいし、錦糸卵や、桜でんぶなど、包みたいものは何でも。


・つくり方



 ラップの上に酢飯を乗せて、その上に好きな具材を乗せて平べったくむすびます。それから笹の中央に乗せて、両端をパタパタとたたむだけ。



 できあがり!!



 おばあちゃんちにおすそ分けに行きましたよ。ちゃぶ台に座ってみんなでいただきます



【桜餅】


 桜餅はひな祭りの時期になるとスーパーに並ぶ「道明寺粉」と「桜の葉」あとはあんこがあればOK。あんこは市販のもので充分ですし、あんの代わりに板チョコを小さくわけて中に入れても良いんです。



 道明寺粉に、熱湯を注いで食紅を少し入れて蒸す。(量や時間は表示に従ってくださいね)それだけでもちもちの部分ができるので、あとはくるりんとするだけ。



初めて作った時はイチゴも入れました。



 私は桜餅が苦手で、小さなころから給食で出ても食べたことがなかったんです。でもいざ自分で作って食べてみるととってもおいしくてびっくりしました。自分で作る、いろんな経験をするって大人にとっても大事ですね。



さ、次は何作ろう?


 


 


 


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馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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