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団地の古さを味わいに変えてくれる椅子

2020.8.17

転勤族で、家具にこだわれない万波さん。そのぶん、椅子はほしいものを選ぶようにして、家のあちこちでディスプレイ台として活躍しています。


忙しい夫のために買った座り心地のいい「アーコール」のハイスティックバックチェア。調理中の休憩に使うことも。

「倉敷・懐かしマーケット」で買った古いスツール。書棚横の狭いスペースにぴったりで、お茶道具置き場に。

成人した息子が幼いとき、お絵かき机として使っていた椅子。つやの出た木肌が、和風の壁や畳によく映えます。

鉄脚のスツールはベランダで植物置き場に使うことも。配管と鉄脚が調和して、ジャンクな雰囲気にしてくれます。

DIY好きの友人が作ってくれたスツールは、玄関前で植木鉢を置いたり、表札を掲げたりと大活躍しています。

デザインがいい4脚を厳選してダイニングに。特に、黒い座面の椅子は座り心地がよくて、家族みんなお気に入り。


 結婚して以来、11回も引っ越しをしてきました。初めのころは同僚にも引っ越しの手伝いをお願いしていたけど、今はプロに運んでもらいます。だって、大切な椅子がたくさんあるから。転勤が多くて大きな家具をもつのはあきらめたけど、せめて椅子だけは好きなものをと、おこづかいをためて買いそろえてきました。デザインのいい椅子は1脚あるだけでコーナーが決まるから、悪条件の家でほど頼りになります。特に、古い椅子はレトロな家と相性がぴったり。さびた配管や昭和なデザインの建具となじんで、味わい深いコーナーに替えてくれて。今住んでいる築50年の団地も椅子のおかげで、古さが気にならなくなりました。そんなインテリアの功労者でもある一方、わが家の歴史を映し出す鏡でも。キズや補修した跡を見るたび、昔の思い出が頭をよぎって、あたたかい気持ちになれるんです。慣れない転勤暮らしでも、寂しい思いをしなくて済むのは、椅子があるおかげなんです。


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女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
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