ドライフラワー以外にもこんなに! 育てた花を最後まで愛でるアイデア
2021.6.25
天塩にかけて咲かせた花なら、より可愛らしく演出したいと思うのが、ガーデナーの気持ち。「その手があったか!」と感心する今すぐできるディスプレイのアイデアをご紹介します。特別な道具も手間ひまもいらないお手軽なものばかりですよ!
自分で育てた花は落花となっても愛おしいものです。
花は散るもの。でも、せっかく育てた花だからもったいないと思うのが、花好きです。そこで、花首に細いワイヤーを通したガーランドはいかがでしょう。風にそよぐ姿も楽しめます。
水盤に花首を浮かべるのは、涼を呼ぶお手軽な手法。これからの季節にももってこいです。専用の水盤でなくても、ウォッシュボウルや大きな鉢などの器でも。エントランスや玄関にしつらえて、ウエルカムフラワーにするのもおすすめです。小輪のバラ「安曇野(あずみの)」が可憐。
こちらも水に浮かべる手法ですが、花首と一緒に火を灯したフローティングキャンドルを浮かべれば、ぐっとシックな雰囲気に。夏の夜にふさわしい演出です。ヤブツバキの華やかさを引き立てて、ハッとさせられます。
小さな枝だけになったカスミソウと、淡い色合いのフローティングキャンドルが涼しげ。ガラスの質感でよりいっそう光を感じます。ふだん花器にしているガラスベースでも応用できますね。
ドライフラワー制作中の美観
ドライフラワーを飾りながら乾燥させるのは、すでにガーデナーの常識ですが、これだけたくさんのアジサイがランプシェードのように梁から吊るされていると、壮観です!
思いのほか茂るタイム。丸ごと茎を束ねて、麻ひもをぐるぐる巻きにして、木枠の窓際に吊るすだけ。なんとも簡単ですが、タイムはしっかりよい香りのままドライになります。
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